鳥見山ハイキング(鳥見山公園駐車場〜見晴台〜鳥見山〜貝ヶ平山〜香酔山〜鳥見山〜鳥見山公園駐車場)

鳥見山ハイキング
(鳥見山公園駐車場〜見晴台〜鳥見山〜貝ヶ平山〜香酔山〜鳥見山〜鳥見山公園駐車場)

鳥見山ハイキング(鳥見山公園駐車場〜見晴台〜鳥見山〜貝ヶ平山〜香酔山〜鳥見山〜鳥見山公園駐車場) 鳥見山ハイキング   HOME HOME

出発:鳥見山公園駐車場
鳥見山公園駐車場(11:15)−[10分]→鞍部(分岐点)−[2分]→見晴台−[2分]→鞍部(分岐点)−[25分]→鳥見山(標高734.6m)−[34分]→金山寺跡・山神竜王分岐−[11分]→香酔山との分岐−[7分]→貝ヶ平山(標高822m)−[6分]→香酔山との分岐−[23分]→香酔山(標高795m)−[32分]→香酔山との分岐−[7分]→金山寺跡・山神竜王分岐−[29分]→鳥見山(通過)−[20分]→鞍部(分岐点)−[7分]鳥見山公園駐車場(15:35)
到着:鳥見山公園駐車場

歩行時間:およそ 3時間35分 + (食事・休憩 45分) = 所要時間:4時間20分
歩行距離:およそ 6.3km(GPSナビの距離データ)


マップ上の青文字をクリックして下さい。その場所の写真が表示されます。 鳥見山公園駐車場 駐車場付近の紅葉 勾玉池周辺の紅葉 分岐のある鞍部 見晴台 見晴台からの展望。南から西方向の眺め。 見晴しの良い稜線から鳥見山公園を望む。 見晴しの良い稜線。南方向の眺め 鳥見山山頂(734.6) 金山寺跡・山神龍王分岐 香酔山との分岐 貝ヶ平山(822) 香酔山(795?)
今回は榛原の町から眺める山容は大きな鳥が双方の羽を大きく広げたように見えるところからその名が付けられその昔神武天皇が皇祖天神を祀られたと伝えられている由緒ある山で、また以前から公園の紅葉が素晴らしい事を相互リンクして頂いている歌桜草さんからも伺っていたので是非その風景を見るため鳥見山へと向かった。
ワイフと孫を誘って紅葉を見に行こうと数日前から決めていたが孫には肘鉄砲を食わされてワイフと二人だけの山行きとなった。自宅をマイカーで出発し天理から西名阪を通り針インターで降りR369を南下して鳥見山公園の駐車場へ到着したのが午前11時過ぎで自宅を出発しておよそ2時間ほど要しての到着である。既に10台以上の車が停まっているがまだ何台かの駐車スペースはある。空きスペースへ車を止め早速準備を整え鳥見山公園の紅葉を楽しむことにした。
駐車場の東側にある鳥居を潜り階段を上ると勾玉池で水面に周りの風景が映し出され前方の赤い橋や鳥見社の赤い鳥居が周りの紅葉に溶け込み何とも言えない美しい風景を醸し出している。池に沿って鳥見社を通り過ぎ前方の赤い橋を渡るとすぐに「東海自然歩道 見晴台」を示す道標がありその道標に従って右折れして見晴台へと向かった。
振り返れば先程と反対方向から見る勾玉池の風景も綺麗であるが、見晴台方面へ進む鳥見社裏の道沿いの紅や黄色に彩られた黄葉の素晴らしさに目を見張るものがある。ノンビリと周りの紅葉を楽しみながら歩いて行くとやがて道沿いの紅葉が途切れる辺りに木の階段が現れる。階段を登り切ったところにも「東海自然歩道 見晴台→」の道標がありその道標に従い見晴台へと向かった。階段からおよそ2〜3分で主稜線への分岐がある「鞍部」へ到着し前方には階段が見えている。前方の階段を登れば「見晴台」で駐車場から10分少々での到着である。
見晴台はテーブルやベンチが置かれ大休憩にはもってこいの場所であり展望は南から西側が大きく開け見晴台に備え付けられた鳥瞰図によると明神平や稲村岳など台高の山々や遠く大峰の山々までが記載されている。当日もいい天気でかなり遠くまで見渡すことができたが残念なことに山音痴のため山座同定できなかった。しかし「あれがこれかな?、これがあれかな?」と言った感じで結構楽しむことができた。
しばらく見晴台からの展望を楽しんだ後、鳥見山へ向かうため先ほどの鞍部まで戻り鞍部にある貝ヶ平山を示す道標に従い右の主稜線を登ることになる。道は緩やかに上り周りの風景を楽しみながらのノンビリとした稜線歩きで、途中振り返ると先ほど見晴台から見た眺めと同じ素晴らしい展望が開け眼下には鳥見山公園の勾玉池周辺の紅葉を望むことができる。高度が高くなった分だけ素晴らしい眺めである。
やがて稜線が緩やかに右へ折れると後方の展望もなくなり笹の生い茂った山道へと突入するが道はハッキリとしている。笹道を通り抜けしばらく行くと鳥見山のピークかな?と思われる場所へ辿り着くが辺りに山名を示すプレートなどが見当たらない。やがて山道は植林帯の道と変わり一旦下って再び登り返し再度の笹道を抜けるとすぐに「鳥見山(標高734.6m)」のピークで見晴台からおよそ25分程要しての到着である。山頂部は周りが植林帯に囲まれ展望は無い。この時点で丁度お昼時でもあり展望の無い狭い山頂部ではあるが適当な場所を見つけて昼食タイムとした。
食事も終わり展望を楽しむこともできず早速準備を整え次の目的地である貝ヶ平山へと向かった。歩き出すとすぐに道は右へ直角に曲がりそこから先鬱蒼とした植林帯の中を歩くことになる。やがて左側の植林帯が途切れ前方が少し明るくなると若干道幅も広くなり落葉の上を歩く快適な山道歩きでしばらく行くとやがてロープが張られた小さなやせ尾根へ到着するがうっかりしていると滑り落ちそうな場所である。
足下に注意をしながら小さなやせ尾根を通り過ぎしばらく行くとやがて金平山寺跡・山神龍王への分岐が現れる。分岐にある道標には「右方向:貝ヶ平山山頂 340m 、左方向:金平山寺跡・山神龍王 貝ヶ平口バス停方面」と示されている。今回は貝ヶ平山へ向うためそのその分岐を右方向へ向むかうことにした。
分岐からしばらく行くと左側(西方向)の展望が少し開けおそらく鳥見山と思われる稜線がクッキリと望むことができ鳥見山を出発して唯一の展望である。やがて道はロープの張られた急な上りとなり坂を登り切ると香酔山との分岐である。分岐には香酔山方面を示す黄色い小さなプレートが木に吊るされているが香酔山へは帰路に立ち寄ることにして今は分岐を直進し貝ヶ平山へと向かった。
雑木林の中の平坦な尾根道をしばらく行くとやがて「妙法奉大天狗小天狗鎮座」と彫られた石柱のある「貝ヶ平山(標高822m)」へ到着した。鳥見山からおよそ50分程要しての到着であるが鳥見山と同様に山頂部は雑木林に囲まれて展望は無い。
貝ヶ平山からの帰路は往路と同じルートを鳥見山駐車場まで戻ることになるが途中一旦香酔山へ立ち寄り駐車場へ戻ることにした。先ほどの香酔山との分岐まで一旦戻り黄色いプレートに従い分岐を左折れして香酔山へと向かった。
ここから香酔山方面へ向かうハイカーは少ないのか道は余り踏まれておらず微かに残る踏み跡と赤いテープを頼りに木を掴みながらの下り下りの激下りで雑木林を過ぎると道は植林帯の笹道と変わり急な下りが鞍部まで続いている。
鞍部からは当然香酔山への登り返しとなりいきなり背丈ほど伸びた踏み跡も不鮮明な笹藪で赤いテ−プを頼りに山頂近くまで延々と続いている笹の中を歩くことになる。途中の倒木を跨いだりしゃがんだりしながら足下は落葉で滑り易くよくぞこんな所へワイフを連れ出したものだと少し反省しながらも引き返すことをせずやっとのこと「香酔山山頂(標高795m?)」へ辿り着いた。貝ヶ平山からおよそ30分程要しての到着である。途中山頂手前辺りで貝ヶ平山のピークを望むことができるが香酔山の山頂部は雑木林に囲まれ展望は無い。
山頂からの帰路は再び同じ道を戻ることになり往路のことを思うとウンザリとする。小休止した後再び笹藪を戻り一旦鞍部に降り立ち急坂を登り返すことおよそ30分程要して先ほどの香酔山との分岐へ到着した。 分岐から先は往路と全く同じルートである。途中、金平山寺跡・山神龍王への分岐を経て鳥見山のピークを通り過ぎるとやがて前方(南方向)が開け往路で見た素晴らしい眺めが目の前に広がっている。帰りはその素晴らしい眺めを正面に見ながらの下山でしばらく下りて行くとやがて見晴台手前の分岐のある鞍部へ降り立った。香酔山との分岐からおよそ55分程要しての到着である。
鞍部から駐車場へは右の階段を下りることにしたが階段付近の紅葉も素晴らしく周りの景色を楽しみながら階段を下りて行くとやがてトイレの横へと降り立った。左に綺麗なトイレがあり右へ行くと駐車場である。分岐のある鞍部から階段を下りることおよそ7分程で公園の駐車場へ帰り着き今回のハイキングは無事終了した。



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鳥見山公園に在る勾玉池周辺の紅葉の写真をスライドショーにまとめました。 ⇒ スライドショー



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