峰床山ハイキング(二股〜中村乗越〜オグロ坂峠〜峰床山〜分岐〜中村乗越〜二股)
峰床山ハイキング
(二股〜中村乗越〜オグロ坂峠〜峰床山〜分岐〜中村乗越〜二股)
出発:林道の駐車場所(08:55)
林道の駐車場所−[30分]→二股−[55分]→中村乗越−[5分]→ベンチのある分岐−[25分]→オグロ坂峠−[30分]→峰床山−[10分]→分岐−[18分]→周遊道と合流−[10分]→フノ坂方面への分岐−[7分]→ベンチのある分岐−[7分]→中村乗越−[28分]→二股−[25分]→駐車場所
到着:林道の駐車場所(14:30)
歩行時間:およそ 4時間10分 + (食事・休憩時間 45分) = 所要時間:4時間55分
歩行距離:およそ 10.6km(GPSナビの距離データ)
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今回は京都府の最高峰、皆子山(標高971.5m)に次ぐ高峰で西日本では数少ない高層湿原である八丁平の東の山麓に横たえる峰床山(標高970m)へと向った。
今回もマイカーを利用したため「葛川小・中学校」横の江賀谷林道を入ってすぐの少し広場になった駐車場所が今回のスタートとなる。
駐車場所から二股までは江賀谷川に沿った登りの緩やかな林道をノンビリと歩くことになる。林道は深い谷道であまり汗をかくことも無く逆に涼しく気持ちのいい林道歩きである。スタートからおよそ30分ほど歩くとやがて林道は突き当たり車が数台停められるスペースのある「二俣」へ到着する。
林道はここで終点でここから先右の木橋を渡り沢沿いの山道を登ることになる。しばらくは美しい渓谷沿いの山道が続き何回か沢を渡り返しながらさほど暑さも感じない快適な沢沿いの道を登って行くとやがて道は沢から別れ左へ植林帯の中の急なつづら折れの道を登ることになる。
今までの沢沿い歩きとは違い汗がどんどんと噴きででくるではないか。どのぐらい登ったであろうかやがて「水場」が現れ、冷たい水で手や顔を洗った時は何とも言い表せない程の気持ちよさであった。生気を取り戻し再び植林帯の中をしばらく登って行くとやがて「中村乗越」に辿り着く。二股を出発しておよそ55分要しての到着である。
中村乗越からは急に林相が変わりここから先は自然林となる。乗越から5分ほど度下れば「ベンチのある分岐」で八丁平の周遊道へ降り立つ。ここから左右どちらを選択しても峰床山へ行くことはできるが、今回は右に折れ六尺道をオグロ坂峠まで登りそこから峰床山へ向うことにした。
オグロ坂峠への道は六尺道と言われるとおり道幅も広く歩きやすい道である。途中八丁平に咲いていた白い花がとても美しく輝いて見えたが遠すぎて何の花か判断できなかった。途中の「水場」を通り過ぎてしばらく行くと「オグロ坂峠」である。六尺道を歩くこと「ベンチのある分岐」からおよそ25分ほど要しての到着である。峰床山へはこの分岐を左へ折れ尾根道を西方向へ行くことになる。
峰床山への尾根道は多少のアップダウンはあるもののササに覆われた自然林の中を歩く比較的緩やかな尾根道である。「オグロ坂峠」からおよそ30分要して「峰床山山頂(標高970m)」へ辿り着いた。
山頂はベンチも置かれ食事などの大休憩にはもってこいの場所である。山頂からの展望は東から南への展望が開けているが残念なことに今回は霧のために展望は全く無い。
峰床山からの帰路はクラガリ谷の沢沿いの道を八丁平の周遊道まで下り八丁平に沿って周遊道を歩き元のベンチのある分岐へ向いそこから先は往路と同じ道を駐車場所まで戻ることにした。
山頂からの展望を楽しむこともできずしばしの休息後、山頂にある道標に従い八丁平へと向うことにした。南方向へおよそ10分ほど下りると「分岐」へ到着する。左へ階段を下りれば八丁平方面である。ここから20mほど登ると展望のよい場所があり間近に皆子山が望めるらしいが今回は霧のため展望が望めそうにないのでそこへは立ち寄らず左の急な階段を下りて八丁平方面へ向った。
道はシダ類の生い茂った自然林の中を歩く快適な山道である。雨足もどんどん強くなってきている中足元に注意しながら歩くこと分岐からおよそ20分ほどで「周遊道へ合流」した。
合流点にある道標には「左:オグロ坂峠、久多 右:二ノ谷、中村」と書いてありその道標に従い右の中村方面へと向かった。いかにも湿原の中を歩くといった雰囲気の木道が設けられている周遊道を歩いて行くとやがて「フノ坂方面への分岐」へ到着する。分岐を左に周遊道をしばらく行くとやがて八丁平の景色を眺められる唯一の場所があり久々に展望を楽しんだといった感じである。
そこからしばらく行くと「二ノ谷方面への分岐」に突き当たる。分岐にある道標には「左:オグロ坂峠、中村、久多 右:フジ谷を経て 二ノ谷、尾越」と示されている。今回は往路と同じ道を帰るためその道標に従い左のオグロ坂峠方面へ向った。そこから少し行くと往路に降り立った「ベンチのある分岐」で中村乗越への分岐でもある。峰床山を出発しておよそ45分要しての到着である。
ここから先往路と同じ道を林道の駐車場所まで戻ることになる。この時点で雨はドシャ降りである。往路に登ってきた植林帯の急な坂道や右俣の岩だらけの沢沿いの道を下りることを考えるとゾッとする。中村乗越からの帰路は樹林帯の中の急な下りの山道となりよくぞこんな急坂を登ってきたものである。まして木の上からのヒル対策用にと傘を差しての下山である。足元に注意しながらやっとのこと沢沿いの道まで下りることができた。ここから先は急な下りは無いが濡れた岩で足を滑らさないようにより慎重に歩くこと中村乗越からおよそ30分ほどで二股へ到着した。二股までくれば一安心である。ここから先広い林道を駐車場所まで只ひたすら歩くのみで、二股から林道を歩くことおよそ25分で元の駐車場所へ到着し今回のハイキングは無事終了した。
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今回の峰床山ハイキングでは全くといっていいほど花を見かけませんでしたが唯一の花がこの二枚の写真です。