千刈ダム(Uターン)〜百丈岩ハイキング(千刈ダム・Uターン〜JR道場駅前通過〜百丈岩)
千刈ダム(Uターン)〜百丈岩ハイキング
(千刈ダム・Uターン〜JR道場駅前通過〜百丈岩)
出発:JR宝塚線 道場駅
JR道場駅(10:00)−[20分]→東山橋の三叉路−[5分]→千刈貯水場−[10分]→千刈ダム(Uターン)−[10分]→千刈貯水場−[5分]→東山橋の三叉路−[20分]→JR道場駅前−[35分]→売店やまびこ−[30分]→百丈岩−[10分]→静が池分岐−[30分]→T字形の分岐−[15分]→舗装道(帰路)−[25分]→JR道場駅(14:40)
到着:JR宝塚線 道場駅
歩行時間:3時間35分(食事・休憩時間は含んでいません)
歩行距離:約9.9km(GPSナビの距離データ)
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今回のハイキングのスタート地点はJR宝塚線の道場駅である。昨年(平成15年9月)鎌倉峡を経て百丈岩へ行ったことがあり、道場駅で下車したのは今回で二度目である。
今回は保護林としての豊かな自然のなかにあり標高があまりない割には山頂からの眺めが素晴らしく急坂の登りも少なく女性にも人気があるという「大岩岳」へと向った。
JR道場駅を降りてすぐ前に「左:千苅貯水池2.0km」と「右:百丈岩・鎌倉峡2.5km」方面を示す近畿自然歩道の道標があり、その道標に従って千苅貯水池方面へと歩いて行くことになる。JRの踏切を渡り武庫川沿いにしばらく歩いて行くと左上方から人の声が聞こえてきたので、何気なく見上げると左上方にデッカイ岩が聳え立っている。「不動岩」と呼ばれロッククライミングの練習場として知られているらしいが、ここからは練習している人は見えない。
そこから少し歩き右手に浄水場を見過ごし東山橋の三叉路を道なりに左へ進んで波豆川沿いに歩いて行くとやがて「千刈貯水場」に突き当たる。
千刈ダムへは貯水場右側の近畿自然歩道の道標がある所から入って行くのだが、何とそこには「台風23号による崩落により”立入禁止”」のゲートが立ち塞がっているではないか。しばらく思案していたが、とりあえずダムまで行くことにして”立入禁止”を無視して進むことにした。(ちょっと反省しています<(_
_)>)。
所々に台風の爪跡と思われる個所があるが、波豆川に沿って歩く雰囲気の良い道である。途中、一般者も利用できる「トイレ」があり綺麗に掃除が行き届いているが利用する側も綺麗に使いたいものである。トイレを過ぎればすぐそこが千刈ダムであるが、ダムへ通じる階段の所にも”立入禁止”の黄色いロープが張ってあり、橋の上には落石と思われる大きな石が数個落ちている。ここから先の危険度合いが全く判らないためこれ以上前進するのを諦め「大岩岳」登頂を断念した。
しかしこのまま帰宅するのは少し惜しい気もするので、急遽予定を変更し道場駅からも近い「百丈岩」へ向うことにした。千刈ダムから約35分程要して道場駅まで引き返しそこから再び「百丈岩」へ向うことになる。
道場駅前から今度は「百丈岩・鎌倉峡」方面への道標に従って歩くことになるが、途中の道標もよく整備されているのでまず迷うことはない。
駅から少し行ったところの武庫川に架かる「生野橋」を渡り道標に従いしばらく行くと「平田配水場」方面と「鎌倉峡」方面への分岐に到着するが、道標に従い「鎌倉峡」方面へと足を進める。
道は舗装された綺麗な道を歩くことになりやがて集落が途切れ川沿いをしばらく歩いて行くと正面に巨大なローソクのような形をした「百丈岩」が現われる。ここまでくれば百丈岩への登り口はもうすぐであり、道場駅からおよそ30分程要して「売店やまびこ」へ到着する。やまびこの前が百丈岩への分岐である。
そこは昨年来た時には「藤棚の休憩所」があった場所であるが現在は「売店やまびこ」が建っている。また分岐には「北条時頼遺跡碑」と百丈岩への道標があり、その道標に従い左折れして小さな池の側を少し行ったところに「百丈岩へのコース案内板」がある。そこが百丈岩への登り口である。
登り口からいきなり急坂登りとなり途中何ヶ所かのクサリ場を通過しやがて登りが途切れやや平坦な道になると目の前にローソクのような形をした「百丈岩」が現われる。しばらく百丈岩の素晴らしい眺めを楽しんだ後、再び目の前に聳える「百丈岩」の頂上を目指すことにした。登り口からおよそ30分程要して百丈岩の頂上へ辿り着いた。頂上からは三田方面の素晴らしい眺めを楽しむことができる。
百丈岩からの帰路は昨年も通ったことのある「静が池分岐」を経由して戻ることにした。
頂上から静ガ池分岐までは小松の中を歩く快適な尾根道歩きであり、およそ10分程で「静が池分岐」へ到着した。昨年歩いた時はこの分岐には何の道標も無かった記憶があるが、現在は「静が池」方面と「百丈岩」方面を示す小さな道標が建てられていた。今回は静が池方面へは行かないためこの分岐を左折れすることになるが、このコースを帰るハイカーは少ないのか道標には何の記述も無い。左折れの道も昨年歩いた時はもう少し踏み後がしっかりしていた記憶があるが、今は明らかに踏み後が少なくなっているような気がする。しかし道はハッキリと通っているため、そのまま前進することにした。
静が池分岐からおよそ30分程で「T字形の分岐」へ到着する。頭上には送電線が通っている見覚えのある分岐である。昨年はこの分岐を右へ曲がりすぐ左折れして帰った記憶がある。今回も昨年の記憶を頼りに右へ曲がりすぐ左折れして帰ろうとしたが、何と左折れして少し行くと踏み後は全く無くなり道は倒木で塞がれており歩ける道という状態ではない。これ以上進むのは危険と判断し、再び「T字形の分岐」まで戻りそこから左折れして帰ることにした。
左折れの道は綺麗に整備たしっかりした道である。しばらく行くと送電線鉄塔下の広場へ到着する。広場を通り抜け「鉄のハシゴ階段」を下り、つづら折れの小さな階段道を降りて行くとやがて舗装道へと飛び出す。そこから先、来た道を再びJR道場駅まで戻り今回のハイキングは無事終了した。
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