菊水山〜鍋蓋山ハイキング(菊水山〜天王吊橋〜鍋蓋山〜再度公園〜大竜寺〜城山)

菊水山〜鍋蓋山ハイキング
(菊水山〜天王吊橋〜鍋蓋山〜再度公園〜大竜寺〜城山)

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出発:神戸電鉄有馬線 菊水山駅
菊水山駅(10:40)−[10分]→登山道入口−[50分]→菊水山−[40分]→天王吊橋−[45分]→鍋蓋山−[30分]→再度公園−[15分]→大龍寺−[5分]→善助茶屋跡−[25分]→二本松バス停−[15分]→瀧山城趾(城山)−[25分]→JR新神戸駅(16:25)
到着:JR新幹線 新神戸駅

歩行時間:4時間20分(食事・休憩時間は含んでいません)
歩行距離:約9.2km(GPSナビの距離データ)


マップ上の青文字をクリックして下さい。その場所の写真が表示されます。 神戸電鉄有馬線_菊水山駅 登山口入口 菊水山山頂広場 菊水山山頂から神戸港を望む 天王吊橋への途中。やせ尾根ガレ場から鍋蓋山を望む 天王吊橋 鍋蓋山への途中。岩場から遥か菊水山を望む。 鍋蓋山山頂部 鍋蓋山から神戸港を望む(パノラマ) 再度公園にある修法ヶ原池 再度公園 茶店・売店 大龍寺の山門 善助茶屋跡 二本松バス停 城山(瀧山城趾) JR新神戸駅
今回のハイキングのスタート地点は神戸電鉄有馬線菊水山駅(2005年3月26日より営業休止)である。
今回は六甲山系の中でもアップダウンの変化と展望のよさなどで人気のある菊水山(標高458.8m)から鍋蓋山(標高486.2m)へと向った。
菊水山駅を降りて階段を少し下りたところに左へ入る道がある。この道はかつての山道らしいが、ここを左折れして登山口へと向った。一般的には階段を下りきって車道を左折するらしい。
途中神戸電鉄の高架に沿って歩く道がダム工事の影響か鉄板を敷詰めた仮歩道となっている。しばらく行くと車道との合流点に「←六甲全山縦走路」の道標がありその道標に従い烏原川沿いを進み神戸電鉄の高架下を通り抜け突き当りを右に折れ烏原川に架かる橋を渡り少し行ったところのトンネル手前の左側が登山道入口である。
急な丸太階段を上りしばらく行くと左側にベンチが置かれた平坦な場所に出る。そこには「菊水山 あと900m」と書かれた案内板がありそこから先一変して急坂の階段道に変わる。階段は丸太の階段や歩幅の高い強化プラスチックの階段を上ることになり、階段が途切れた場所でも露岩の急な登りとなる。最初は菊水ゴルフ場が右横に見えていたがみるみる間に遥か眼下へと移動してしまった。途中の岩場や踊り場から展望を楽しむ場所もあったが身体を休めるのが精一杯で写真を撮るゆとりすらなく途中の展望写真は一枚もない。
  やがてやや緩やかな丸太階段が現れその階段を上りきったところが菊水山の山頂である。
所持している資料には「360度の大パノラマが楽しめる」と記載されていたが、石井ダム工事の影響か残念なことに西〜北側は塀が張り巡らされており展望を楽しめたのは東〜南側の180度の展望(海側の展望)しか楽しむことが出来なかった。しかし辿り着くまでの過酷さと辿り着いた時の達成感が何とも言えず、それが多くのハイカー達の人気の山になっているのだろうと思った。
菊水山から鍋蓋山へは「六甲全山縦走コース」を北東へ進む。山頂から少し行くと分岐があり道標には「左:鈴蘭台方面 右:鍋蓋山・天王吊橋」と書かれている。道標に従って右側の丸太の階段道を降りることになる。階段が途切れ平坦な道になると再び「菊水山周遊路(鈴蘭台方面)」への分岐が現れ、道標が示す「六甲全山縦走路(鍋蓋山方面)へと足を進める。
道は相変わらず階段道であるが下りるに従って段々と緩やかになりやがて平坦な尾根道に変わる。北側に住宅が見えてくると「城ケ越」の危険な岩尾根のガレ場を下りることになる。岩尾根からは「鍋蓋山」を手に取るように眺められるが山頂を目差すには一旦「天王吊橋」まで下りそこから再び登り返すことになる。岩尾根を下り鉄の階段を降り沢に架かる小さな木橋を渡って堰堤横を通り過ぎると天王吊橋である。
吊橋を渡るとすぐにつづら折れの急坂が待ち受けている。露岩に混じって小石も多く散らばっているジグザグ道を登ることになり山頂までの高度を一気に稼ぎ直すことになる。みるみる間に吊橋が遥か眼下へと遠のいて行く。
ようやくつづら折れの急な登りが終り道も緩やか(つづら折れの道と比べて)になるとやがて岩場が現れる。岩の上からは眺めもよく先ほどピークを踏んだ「菊水山」を遥か向こうに眺められる。岩場から少し行くと送電鉄塔がありその鉄塔を通り過ぎると後は快適な尾根道歩きとなる。尾根道をしばらく進むと鍋蓋山の山頂である。山頂は広場となっておりベンチも設置されて休憩にはもってこいの場所である。山頂からの眺めもすばらしく大阪湾や神戸市街地など海側の景色を一望することができる。
山頂からの帰路は「再度公園」から「大龍寺」を経て「二本松バス停」を通過し「新神戸駅」へと向かうことにした。
緩やかな樹林の尾根道をしばらく歩くと七三峠から二本松へ抜ける分岐へ出るが、ここは再度公園へ向うためこの分岐を直進するこのになる。整備の行き届いた快適な山道をしばらく行くと再び分岐が現れる。道標には「左:鍋蓋北道・再度公園・洞川湖」、「右:大龍寺・市が原(六甲全山縦走路)」と書かれている。道標に従い左折れして再度公園へと向った。
道は樹林帯の中の尾根道で快適な山道である。途中再び分岐が現れその分岐を直進すると「洞川湖方面」へと向うことになるが、ここは右折れして「再度公園」へのルートを辿ることになる。「弘法大師行場」跡?の横を通り過ぎるとすぐに再度公園に突き当たる。
再度公園には貸しボートが浮かぶ「修法ケ原池」がありハイカーにとっては大休憩ができる場所であり、家族連れやカップルにはさぞかし絶好の憩いの場所となっていることだろう。
再度公園から大龍寺へは「修法ケ原池」沿いの道をしばらく歩き「売店」の側を過ぎると車道へ飛び出す。車道を渡ったところの道標に「左:大龍寺・再度谷・二本松林道」と書かれておりその道標に従って大龍寺方面へと向った。しばらく行くと左上部に赤い鳥居が現れ、やがて大龍寺の山門へ通じる石段が現れるが今回は大龍寺へは立ち寄らずに、すぐ先にある道標に従い「善助茶屋跡」方面へと向かうことにした。 緩やかな山道を少し上ると前方が開け、上りきったところが「善助茶屋跡」である。
善助茶屋跡から二本松バス停までは森林帯の中の静かな山道でドライブウェイと平行しており左下に車道を見下ろしながら歩くことになる。やがて石の階段を下りると車道へ飛び出し降り立ったところに二本松バス停がある。
城山(瀧山城趾)へはそこから約20〜30m先の左側の階段を上って城山(瀧山城趾)へ向かうことになる。階段を上がって少し行くと分岐があり道標には「左:城山(瀧山城跡)を経て布引の滝・新神戸駅」と書かれている。道標に従い左の階段道を上がり城山方面へと向った。しばらく行くと城山(瀧山城趾)を示すブルーの道標があり右の階段を上がったところが城山の山頂部で瀧山城跡の石碑が建っている。山頂部のすぐ下は四阿のある広場となっており一時身体を休めるには絶好の休憩場所である。
城山(瀧山城跡)から新神戸駅へは森林帯の中の快適な道を下って行くことになるが途中倒木に遮られた個所や左下の足元が急に落ち込んだ危険な個所もある。しばらく行くと分岐がありその道標には「右:新神戸駅」と書かれている。道標に従い直角状に右折れして新神戸駅へと向った。海側の展望はやや開けてくるが道はU字状に抉れ、足元は枯れた落ち葉で滑らないように注意しながら展望を楽しむゆとりもなく只ひたすらつづら折れの急坂を下りてくると突然目の前に新神戸駅が現れる。民家横の階段を下りると新神戸駅の北側の舗装道へと降り立つ。舗装道を南に少し歩いて新幹線のガード下を潜り最終地点である新神戸駅に無事到着し今回のハイキングは終了した。


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