平成24年3月29日(木)大尾山ハイキング

大尾山ハイキング

三千院参道の駐車場〜大尾山登山口〜音無滝〜大尾山(681.4)〜好展望地〜小野山(670)?〜伐採地〜仰木峠〜三千院参道の駐車場

 

平成24年3月29日(木)  メンバ:私  
出発:三千院参道の駐車場(08:44)
駐車場−[21分]→大尾山登山口−[5分]→音無滝−[78分]→大尾山(681.4)−[4分]→好展望地−[47分]→小野山(670)?−[16分]→伐採地−[6分]→仰木峠−[55分]→駐車場
到着:三千院参道の駐車場(13:18)
     [ ]内の時間は実歩行時間で休憩時間は含んでいません。
歩行時間 : およそ 3時間52分 + (休憩 42分) ⇒ 所要時間 : 4時間34分 
歩行距離 : およそ 8.5km(GPSナビの距離データ)
 地図表示  断面図表示 

今回は久々に京都大原の大尾山へ出掛けることにした。2年ほど前、ワイフと一緒に焼杉山へ登って以来の大原の山である。
自宅を7時05分に出発し八幡東ICから第二京阪道に入りそのまま阪高8号京都線を走り鴨川西ICで降りたあと鴨川沿いに北上しやがて京阪出町柳駅を過ぎると今度は高野川沿いを走ることになり途中国道367号線へ合流し花園橋交差点を右折してすぐ右上方に比叡山を望み高野川沿いに続く国道367号線をどんどん北上しやがて野村別れの信号を過ぎてすぐ右方向の三千院へ続く参道へ入りしばらく走ったところで三千院参道の駐車場へ到着したのが8時30分。

08:30〜08:44 三千院参道の駐車場  08:48 人通りの少ない参道  08:52 三千院門跡 
駐車場には数台の車が止まっていたがおそらく山へ登る人はいないだろうと思いながら準備を整えたあと大尾山への登山口へと向かった。駐車場から人通りの殆んどない三千院の参道をしばらく歩いたところで三千院門跡へ到着した。石の階段を上れば三千院の山門であるが今回は三千院へは立ち寄らず石段の手前を右折れして来迎院方面へと向かった

08:54 しっとりとした雰囲気の道  08:57 来迎院の看板  08:58 来迎院本坊の参道口 
左手に三千院の苔生した石積みに沿ったしっとりとした雰囲気の舗装道をしばらく歩きまもなく大きな「来迎院」の看板が現れたところですぐに来迎院本坊の参道口へ到着した。

08:59 左手に来迎院  09:05 大尾山登山口  09:06 呂川に架かる鉄の橋
参道口から先は地道に変わりすぐ左手に来迎院を通り過ぎ整備された地道をしばらく歩いたところで「大原の里十名山 A大尾山の登山口」と書かれた杭標の立つ大尾山登山口へ到着した。登山口から少し先の呂川に架かる鉄の橋を渡り

09:09 石の階段  09:10 音無滝への分岐  (分岐にある標識)
石の階段を上り切ったところで音無滝への分岐が現れ、その分岐を右へ行くと

09:10〜09:13 音無滝(一の滝)  (音無の滝の看板) 
すぐに音無滝へ到着した。音無滝は「一の滝」とも呼ばれており持参した資料を見るとこの先「二の滝」や「三の滝」を経て大尾山へ向かうようである。

落水の綺麗な音無滝(一の滝)を少しの間楽しんだあと先ほどの分岐(09:10)へ戻り大尾山へと向かった。

09:14 音無滝の上部へ向かう  (お知らせの看板)  (滝越えの看板) 
音無滝(一の滝)から先は本格的な山道となり滝の上部へと向かうとすぐに「おしらせ」と書かれた注意書き看板が現れ看板には「大尾山への登山道は、雪害や風水害で倒木があり荒れています。また、沢登もありますので安全ルートを確保しながら充分注意して登ってください。」と書かれていた。
「おしらせ」看板を過ぎ右手に「滝越え」と書かれた看板を過ぎたところで

09:16 音無滝の上部  (滝の上部にあった看板)  09:17 沢沿い(右岸)を歩く 
すぐに音無滝(一の滝)の上部へ到着した。滝の上部には「これより登山道は、沢歩きや 沢沿いの道になります。」と書かれた看板が道の傍らに置かれておりこの先沢歩きや沢沿いの山道歩きとなる。

09:25 何度目かの渡渉(右岸→左岸)  09:32 左手の小さな谷渡渉  09:36 二の滝 
途中右岸から左岸、左岸から右岸へと幾度か渡渉を繰りかえし目印のテープを確認しながら踏み跡の薄い沢沿いの道や沢の中を歩いて行くとやがて小さな谷の出合へ辿り着いた。左手の小さな谷を右岸から左岸へ渡りしばらく歩いたところで「二の滝」の看板が現れたが残念なことに看板だけで「二の滝」の全容を確かめることができなかった。

09:38 沢を遡行  09:44 沢を遡行  09:52〜09:54 朽ちかけたはしご 
二の滝を過ぎても沢歩きが続く。目印のテープを確認しながら足元の悪い沢を慎重に歩いて行くとやがて持参した資料に載っている朽ちかけた梯子が現れた。ここまで梯子を目当てに沢を遡行してきたので目の前に梯子を見た時は正直ほっと一安心といったところであった。梯子の場所で少し立ち休憩をしたあと目の前の梯子を上り

09:55 ロープの張られた急斜面  09:57 三の滝  (三の滝の看板)
ロープの張られた急斜面を登り切ると「三の滝」である。沢沿いの道や沢歩きは先ほどの梯子までで三の滝上部からは植林帯の道となる。

09:59 三の滝上部を渡渉(左岸→右岸)   10:02 植林帯の道  10:07 傾斜のきつい尾根へ取付 
三の滝上部の沢を左岸から右岸へ渡り植林帯の道をしばらく歩き小さな沢を渡ったところで目の前に現れた傾斜のきつい支尾根へ取付き大尾山へと向かうことになる。

10:15 傾斜のきつい急斜面を直登  10:30 大尾山の肩  10:32 前方が明るくなるとすぐ大尾山 
傾斜のきつい急斜面を只ひたすら直登することになりよいしょよいしょと声をだし一歩一歩足を運びやがて傾斜も緩やかになってきたところでまもなく「大尾山の肩」と呼ばれる尾根へ登り着いた。ここまで来れば山頂はすぐ先である。快適な尾根道を東方向へ少し歩き前方が明るくなってきたところで

10:33〜10:42 大尾山(標高681.4m)  (山頂にあった山名プレート)  (東方向、琵琶湖方面の眺め) 
大尾山(標高681.4m)へ到着した。山頂は周囲は木々に囲まれ展望は殆ど無いが唯一東方向に冬枯れの木々の間から琵琶湖方面の眺めが少し楽しめるだけである。山頂から北方向に続く明るい山道があり展望場所がないかと付近を少し散策するも展望を楽しめる場所は無く再び山頂へ戻ったあと少しの間休憩し南方向に続く山道を仰木峠へと向かった。

10:44 好展望地への分岐  (木の枝に取り付けられていた標識)  (分岐にあった標識) 
左雑木林、右植林帯に挟まれた尾根道を歩いて行くとすぐに左への分岐が現れた。左手木の枝に「展望良」と書かれた標識が取り付けられておりその標識に従い左折れし

10:45 好展望地へ向かう  10:46〜11:04 好展望地 
東方向へ少し下ったところですぐに琵琶湖方面の眺めが一望できる素晴らしい好展望地へ到着した。

好展望地からは北方向に権現山や打見山など比良の山々や東方向眼下に琵琶湖大橋や琵琶湖の後方に伊吹山が望め南方向には三上山など大津方面の素晴らしい眺めを楽しむことができた。
この時点でまだ11時前であり昼食には少し早い時間ではあるがこの素晴らしい眺めを楽しみながらの昼食タイムとした。

(好展望場所から展望。北〜南方向に掛けての眺め)
(北方向に比良の山々や北東方向に伊吹山、東方向眼下に琵琶湖大橋、南方向に三上山など大津方面を望む)

11:06 好展望地への分岐  11:10 途中の小さな分岐  11:13 左手に現れた綺麗な林道 
早い昼飯も終わり素晴らしい眺めも存分に楽しんだあと先ほどの分岐まで戻り快適な山道を仰木峠へと向かった。
途中、小さな分岐を傍らの標識に従い右方向へ道なりに進みしばらく歩いたところで左手に道幅の広い綺麗な林道が現れた。

11:16 林道へ出る  11:21 道幅の広い綺麗な林道 
その林道に沿ってしばらく歩いたところでまもなく山道から外れ綺麗な林道へ飛び出した。そこから先しばらく道幅の広い林道を只ひたすら歩くことになり青空の下広い林道をどんどん歩いて行くと

11:34 山道へ入る  (傍らにあった標識)  (傍らにあった現在地Bの看板)
やがて右手に再び山道への入り口が現れた。傍らに「仰木峠から比叡山」方面を示す標識が立てられておりその標識に従い広い林道から外れ山道へと入り、

11:38 植林帯の中のジグザグ道  11:44 木の枝で塞がれた山道  11:48 現在地Aの看板 
植林帯の中のジグザグ道をしばらく登りやがてジグザグ道も終わると伐採された木の枝が山道を塞ぎ踏み跡も判らなくなるが木の幹に巻かれた目印のテープを確認しながら尾根筋を外さないように慎重に登りやがて右手に現れた「現在地A」の看板を通り過ぎると傾斜も緩やかになりまもなく

11:51〜11:56 小野山?(標高670m)  (文字が読み取りにくいプレート) 
小野山(標高670m)と思われるピークへ到着した。
周りを見回しても山名プレートなど何も無いが手持ちのGPSを確認すると確かに小野山の位置でありおそらくこのピークが小野山のピークと思われる。

小野山と思われる場所で少し休憩したあと仰木峠へと向かったが、小野山?からすぐに踏み跡が二手に分かれており本当は南方向(左)へ向かわなければいけないところを何も考えず西方向(右)の踏み跡を辿ってしまったのであるがすぐに目印のテープなども見当たらなくなり踏み跡も薄くなったことからGPSを確認したところ西方向に続く尾根筋へ入っていたのである。
GPSを確認して既にルートから外れているのが判断できたが一応地図とコンパスで現在地を確認したあと

11:56 小野山?すぐの間違った分岐  (目印の黄色いテープ)  12:01 快適な山道 
先ほど間違った小野山付近の分岐まで戻り南方向に続く山道を仰木峠へと向かった。快適な山道をしばらく歩き

12:07 急斜面を下る  12:12 伐採地 
まもなく現れた傾斜のきつい急斜面を下り切りしばらく歩いたところで東側が大きく開けた展望の良い伐採地へ到着した。

12:13 ネット沿いを歩く  (琵琶湖大橋方面の眺め)  (奥比叡ドライブウェイ方面の眺め) 
東方向に琵琶湖大橋や奥比叡ドライブウェイ方面の眺めを楽しみながら伐採地のネットに沿ってしばらく歩きやがてネットが途切れると

12:18〜12:23 仰木峠  (仰木峠の看板) 
まもなく仰木峠へ降り立った。
仰木峠から先は東海自然歩道を歩き駐車場まで戻ることになる。峠でしばらく休憩したあと、

12:25 綺麗に整備された東海自然歩道  12:32 京都一周トレイル分岐  12:40 石ころの多い道 
植林帯の中の綺麗に整備された東海自然歩道を歩き途中左手に京都一周トレイル分岐を通り過ぎると石ころも多くなり

12:48 沢状と化した道  12:53 左手に沢のせせらぎを・・・  12:59 獣除けフェンス 
やがて道は沢状と化し足元に注意しながらどんどん歩き左手に沢のせせらぎを聞きながらしばらく歩いたところでまもなく獣除けフェンスが現れたが、フェンスの扉が開いていたのでそのままフェンスを通り過ぎると

13:01 山道から抜け出す
すぐに山道から抜け出した。目の前に大原の素晴らしい眺めが飛び込み南西から北西方向に掛けて大原の山々が望め目の前に広がる長閑な風景を楽しみながらしばらく歩いたところで

13:06 野村別れ分岐(独自に付与)  13:08 正面に焼杉山を望む  13:10 朝通った舗装道へ出る 
野村別れ分岐(今回のレポで独自に付与した)へ到着した。分岐を直進すれば野村別れバス停へ向かうことができるが今回は分岐を右折れし三千院参道の駐車場へと向かった。途中、北方向やや左手に以前登った焼杉山の頂を望みながらしばらく歩いたところで今朝車で通った舗装道へ飛び出し、

13:14 大原の里10名木  13:18 駐車場へ戻る
三千院の参道を周りののどかな風景を楽しみながらのんびりと歩き「大原の里10名木」と呼ばれている山桜ともみじ並木の場所を通り過ぎたところで三千院参道の駐車場へ戻り着き今回のハイキングは無事終了した。

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