大船山ハイキング大舟寺前バス停〜大舟寺〜大船山登山口(町石道)〜大舟寺跡〜峠〜大船山(653)〜鈴鹿分岐〜波豆川分岐〜稲荷神社〜天柏神社〜木器バス停 |
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平成20年11月30日(日) メンバ:私、他山友4名 計5名
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往路:JR三田駅から大舟寺前バス停まで神姫バス約25分。
出発:大舟寺前バス停(10:05) 大舟寺前バス停−[7分]→大舟寺−[11分]→大船山登山口(町石道)−[60分]→大舟寺跡−[5分]→峠−[23分]→大船山(653)−[36分]→鈴鹿分岐−[29分]→波豆川分岐−[65分]→稲荷神社−[12分]→天柏神社−[20分]→木器バス停 到着:木器(こうづき)バス停(15:45) 往路:木器バス停からJR三田駅まで神姫バス約20分。 |
[ ]内の時間は実歩行時間で休憩時間は含んでいません。
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最近はマイカーを利用して単独で出掛けることが多かったが今回は久々に山仲間と公共機関を利用しての山行きとなり北摂の大船山(標高653m)へ出掛けることになった。
自宅からも三田方面が便利になり最寄の駅からJR一本で三田方面へ向かうことができ乗車時間約1時間20分ほどでJR三田駅へ到着した。駅前から神姫バスに揺られること約25分ほどの乗車で今回のスタート地点である「大舟寺前バス停」へ到着したのが10時02分。 |
10:05 大舟寺前バス停をスタート | 10:06 少し戻り橋を渡る | 10:10 左手北方向に大船山を望む |
周りは長閑な風景が広がっている。スタート地点からまず茅葺の二重の鐘楼や大きなカヤの木で有名な大舟寺へ立ち寄るため車道を少し戻り橋を渡ったところを左折れして大舟寺へと向かった。途中左手北方向にこれから向かう大船山の頂を眺めながら |
10:12〜10:26 大舟寺 | (大舟寺三門) | |
しばらく行くと程なく大舟寺へ到着した。 石段を上がり三門を潜ると |
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(カヤの巨木) | (茅葺の二重の鐘楼) | (本堂_瑞光殿) |
すぐ右手に大きなカヤの巨木が目に付いた。樹齢約300年を越えているとのことである。傍らの説明看板には「昭和41年に文化財に指定され根廻り7.6m、樹高約20mで三田市内で唯一の県指定天然記念物である」旨の説明が書かれていた。 カヤの木を過ぎるとすぐ右手には珍しい茅葺の二重の鐘楼と正面には大舟寺本堂のる瑞光殿が建っている。 境内の静かな佇まいをしばらく楽しんだあと大舟寺を辞し、登山口のある波豆川バス停方面へと向かった。 |
10:29 | 10:34 波豆川バス停 | (大きな案内図) |
長閑な田園風景を楽しみながら西方向に続く里道をしばらく歩いて行くとやがて道は突き当たり波豆川バス停へ到着した。バス停前には大船山登山コースの大きな案内図がありバス停から南へ少し行ったところが登山口である。 |
10:37 大船山登山口(町石道) | (登山口にある標識) | |
案内図を参考に南へ少し歩くとすぐに右側に「大船山登山道」と書かれた標識が現れた。 ここから先町石道を歩き大船山を目指すことになる。 |
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10:40 | 10:42 歩き難い山道 | (途中の町石) |
登山口すぐの快適な地道もやがて小石が露出した歩き難い山道がしばらく続く。 |
11:17 | 11:29 2枚の案内プレート | 11:31 杉林の急登り |
歩き難い登山道をただひたすら黙々と歩いて行くとやがて木の幹に取り付けられた2枚の案内プレートが目に付いた。 一枚は「大船山(←町仏)」と書かれておりもう一枚には「大船山(滝→)」と書かれている。どうやら滝への分岐になっているようだが滝方向の谷筋には水の流れが全く無くここは当初の予定通り「大船山(←町仏)」の案内プレートに従い左方向へ向かうことにした。左へ進むとすぐに鬱蒼とした杉林の急登りとなるが |
11:38 | 11:39 大舟寺跡の石積 | 11:40〜11:47 大舟寺跡 |
まもなく登りも緩やかになりやがて前方に石積みが現れたところで広い平地となっている大舟寺跡へ到着した。 傍らの説明看板には「・・・およそ1千4百年前に舟寺を創立・・・修行道場寺として多くの僧侶を要請し・・・・明応8年(1499年)に廃寺とし松尾谷(現在場所)へ移す。・・・云々」と書かれていた。 |
11:46 | 11:50 | |
大舟寺跡で小休憩した後北方向に続く山道をしばらく行くとすぐに |
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11:52 峠 | (峠にある標識) | |
ベンチの置かれた分岐(本レポでは峠と表現)へ到着した。 傍らの標識には「左方向(やや直進):大船山頂 右:十倉・波豆川」と書かれており分岐(峠)を左折れ(やや直進)して大船山へ向かうことになる。 |
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11:56 落葉の敷き詰められた登山道 | 12:02 急斜面を登る | 12:06 |
分岐(峠)から先落葉の敷き詰められた快適な山道歩きであるがそれも束の間ですぐに直登に近い急登りと変わりやがて露岩の目立つ急斜面を登り切ったところでまもなく |
(山頂からの眺め) | |
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(南方向、羽束山など北摂の山々と遠く六甲の山並みを望む) |
12:54 山頂を辞す | 12:57 急斜面を下る | 13:02 関西電力の反射板 |
静かな山頂での昼食も終わり眺めも楽しんだあと羽束山を正面に見ながら南方向に続く尾根道を下ることにした。 落葉の絨毯が敷き詰められた快適な尾根道歩きではあるが結構急斜面である。足下に注意しながらどんどん下りて行くとやがて関西電力の反射板が現れる。 |
13:04 フェンスに沿って歩く | 13:08 | |
道はフェンスに遮られているがフェンスに沿って歩くことができる。 足を踏み外さないよう足下に注意しながらフェンスに沿って歩き反射板を通過することになる。 |
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13:16 共同アンテナ | (南方向、羽束山を望む) | (北方向、大船山を望む) |
反射板を過ぎ急坂を下り小さく登り返したところで共同アンテナ(線が切断されているので現在は使われていないかも)が建っている見晴しの良い場所へ到着した。南方向正面に山容のの美しい羽束山が望め、後を振り返ると北方向に冬枯れの木々の間から大船山の頂を望むことができた。 |
13:23 | 13:29 鈴鹿分岐 | (木の枝に縛られた赤いテープ) |
共同アンテナを過ぎてしばらく行くと標識の無い分岐へ到着した。右方向への踏み跡はハッキリしているが左方向への踏み跡は少し薄い。GPSを確認すると鈴鹿方面への分岐のポイントである。 さんぞうさんのGPSも同じ鈴鹿方面への分岐点を示しているが念のために左方向への踏み跡をさんぞうさんが確認して下さった結果、少し先からハッキリとした踏み跡が続いているとのことでこの分岐(鈴鹿分岐)を左方向へ進むことにした。 |
13:31 木々の間から羽束山を望む | 13:43 | |
左へ進むと確かにハッキリした尾根道が続いている。途中右手(北方向)に木々の間から羽束山を望みながら快適な尾根道を歩いて行くと | ||
13:58〜14:02 波豆川分岐 | (分岐にある標識) | |
やがて波豆川方面への分岐へ到着した。 傍らの木には手書きの標識が取り付けられ「左:波豆川や木器 右:下槻瀬(天柏神社)」が示されており、その標識に従い分岐を右折れして下槻瀬(天柏神社)方面へ向かうことにした。 |
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14:03 | 14:13 右手(北方向)に羽束山を望む | 14:16 三角点のある497mピーク |
雑木の茂る尾根道を右手(北方向)に冬枯れの木々の間から大船山を望みながらしばらく歩いて行くとやがて四等三角点が打たれた497mピークへ到着した。 |
14:30 | 14:46 | 14:53 右手(西方向)に下槻瀬の集落 |
497mピークを過ぎても雑木林の中の尾根道は続く。やがて右手(西方向)眼下に下槻瀬?の集落を望みながら歩いて行くと |
14:57 360mピーク | 15:06 | 15:13 稲荷神社 |
まもなく道の真中に大きな岩が現れる。事前に入力しておいたGPS情報を確認するとちょうど360mピークのポイントでもあり、この岩の場所がおそらく地図上の360mピークだと思われる。 360mピークを過ぎ落葉で滑り易い急坂を足下に注意しながらどんどん降りて行くとやがて稲荷神社の境内へ飛び出した。 |
15:15 赤い鳥居の階段 | 15:18 | 15:20 広い参道 |
境内を横切り社の前に続く赤い鳥居の階段を下り落葉の敷き詰められた広い参道を降りて行くと |
15:22 | 15:23 正面に羽束山を望む | 15:25 天柏神社 |
やがて前方(南方向)に羽束山の美しい山容が望め程なく天柏神社へ降り立った。 |
15:27 下槻瀬の長閑な田園風景 | 15:30 | 15:33 羽束川沿いを歩く |
神社から先、下槻瀬の長閑な田園風景や真正面(南方向)に見える羽束山の美しい山容を楽しみながら木器(こうづき)バス停へ向かうことになる。途中、羽束川に架かるきょうだ橋手前を左折れし羽束川沿いの側道を正面に羽束山を楽しみながらしばらく歩き |
15:37 県道323号へ出る | 15:38 羽束橋 | (羽束橋から大船山を望む) |
県道323号を右折れし右手(北方向)に大船山の頂を望みながら羽束川に架かる羽束橋を渡り |
15:41 県道323号を歩く | 15:45 木器バス停 | |
県道323号を只ひたすら歩きやがて県道37号との合流点にある木器バス停へ到着し少しの待ち時間後15時55分発のJR三田駅行きのバスに飛び乗り今回のハイキングは無事終了した。 | ||