平成20年11月18日(火)小平山〜旗山ハイキング

小平山〜旗山ハイキング

奥余野森林公園駐車場〜ゾロゾロ峠〜不動滝分岐〜北打山(694)〜小平山分岐〜小平山(烏山_717)〜小平山分岐〜旗山(649.5)〜熊鷹神社分岐〜東海自然歩道へ出る〜余野公園分岐〜奥余野森林公園駐車場

 

平成20年11月18日(木)  メンバ:私   
出発:奥余野森林公園駐車場(09:43)
奥余野森林公園駐車場−[43分]→ぞろぞろ峠−[1分]→不動滝分岐−[45分]→北打山(694)−[6分]→小平山への分岐−[17分]→小平山(烏山_717)−[14分]→小平山への分岐−[20分]→旗山(649.5)−[18分]→熊鷹神社分岐−[27分]→東海自然歩道へ出る−[19分]→余野公園分岐−[19分]→奥余野森林公園駐車場
到着:奥余野森林公園駐車場(14:14)
     [ ]内の時間は実歩行時間で休憩時間は含んでいません。
歩行時間 : およそ 3時間49分 + (休憩 42分) ⇒ 所要時間 : 4時間31分
歩行距離 : およそ 7.5km(GPSナビの距離データ)
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先月(10月9日)に那須ヶ原山へ出掛けて以来久々の山歩きである。今回は鈴鹿山脈の最南端にあり鈴鹿北部の山に比べると標高もあまりなく登山者もそれほど多くはないが途中ササの草原から南鈴鹿の山々や眼下に伊賀盆地などの素晴らしい眺めが一望でき鈴鹿主稜線上の南端にある小平山(標高717m)から旗山(標高649.5m)へと向かった。
自宅を7時40分に出発し八幡東ICから第二京阪に入り京滋バイパス、名神、新名神を走り信楽ICで降り国道307号線を水口方面へ向かい信楽高原鉄道の高架を過ぎたところで庚申口(こうしんぐち)交差点を右折し県道4号線をただひたすら南下するとやがて左側につつじの名所余野公園が現れる。ここで左折れして県道4号線から外れ余野公園内を通り抜け東方向に続く杉林の中の舗装された細い林道をしばらく走り綺麗なトイレのある奥余野森林公園の駐車場へ到着したのが9時30分。

(09:30 奥余野森林公園駐車場)  09:43 駐車場を出発  (傍らにある標識) 
駐車場には軽トラックが一台止まっていたが辺りを見回すと年配のご夫婦が公園の下草を刈っておられた。今回もひょっとして一山借り切っての登山になるのかなと思いながら仕度を整え綺麗なトイレ横に続く東海自然歩道をぞろぞろ峠へと向かった。
この道は以前油日岳へ出掛けたときぞろぞろ峠からの下山道として利用したことがあるが今回は全く同じ道をぞろぞろ峠まで辿ることになる。

09:48   09:50 本格的な山道  09:56  
道幅の広い道をしばらく行くとすぐに本格的な山道と変わる。途中右手に沢のせせらぎを聞きながらノンビリと歩いて行くと

10:11 坎霞渓の標識が見える  (坎霞渓の標識)   10:24  
やがて前方に「坎霞渓(かんかけい)」と書かれた見覚えのある標識が現れた。標識を過ぎ杉林の中に続く快適な山道をしばらく歩きやがて右手に東海自然歩道の標識が現れると

10:26〜10:32 ぞろぞろ峠 (峠にある標識)
ほどなくぞろぞろ峠へ到着した。
傍らの標識に「左:倉部岳・三国岳 右:不動滝・北打山・旗山」と書かれている。
ぞろぞろ峠は以前油日岳から三国岳を歩いた時に降り立った峠であり左へ進めば三国岳であるが今回は峠を右折れして旗山方面へ向かうことになる。ちょうどGPSの電池も少なく電池交換をしたあと

10:32 右の斜面に取り付く  10:33 不動滝分岐   (分岐にある標識) 
右方向の斜面へ取り付き旗山方面へと向かった。峠から少し行くとすぐに不動滝の分岐が現れる。
直進すれば東海自然歩道を歩き不動滝へ向かうのであるが今回は分岐を右折れし

10:34 急斜面を登る 10:39 アセビの群生する尾根 10:45 南方向に小平山を望む
急斜面に取り付き旗山方面へと向かった。分岐から先急な登りがしばらく続きやがてアセビの木が目立ち始めると登りも緩やかになりアセビの群生した山道を左手南方向にこれから向かう小平山を望み

10:48 快適な尾根道 10:51〜10:54 見晴しの良い開けた場所
快適な尾根道をしばらく歩いて行くとやがて見晴しの良い開けた場所へ到着した。
北から北東方向に掛けての展望が開け油日岳から那須ヶ原山、唐木岳方面に掛けての素晴らしい眺めを楽しむことができた。

(見晴しの良い尾根道からの眺め)
(北から北東方向に掛けて油日岳から那須ヶ原山、唐木岳方面の山々を望む)

10:59 アセビの生い茂る急斜面 11:05 西方向の眺め 11:06
途中アセビの生い茂る急斜面を登り右手西方向に木々の間から望める伊賀盆地を楽しみながら杉林の尾根道を登り切ったところで

11:10 目の前にササの草原が 11:12 急坂を登り返す
目の前にササの草原が現れた。
目の前に広がる素晴らしいササの草原を楽しみながら一旦鞍部まで下り右手(西側)に広大な伊賀盆地を楽しみながら再び急坂を登り返すことになる。

11:15 11:18〜11:23ササの草原上部
遮るものが何もない尾根筋を強風をまともに受けながらササの草原上部まで登ると目を瞠るほどの素晴らしい眺めが目の前に広がっている。
南方向にはこれから向かう旗山への稜線や西方向には広大な伊賀盆地、後方北方向には南鈴鹿の油日岳や三国岳、那須ヶ原山などの素晴らしい眺めを楽しむことができた。

(ササの草原からの眺め)
(南から南西方向に掛けてこれから辿る旗山への尾根筋とその後方に霊山や西教山を望む。)

(ササの草原からの眺め)
(西から北西方向に掛けて広大な伊賀盆地を望む。)

(ササの草原からの眺め)
(北から北東方向に掛けて油日岳、三国岳、那須ヶ原山など南鈴鹿の山々を望む。)

11:25 旗山への尾根筋 11:26〜11:30 北打山(標高694m)
ササの草原で存分に眺めを楽しんだあと南西方向に旗山への尾根筋や眼下に伊賀盆地を楽しみながら小平山方面へ向かうとすぐに北打山(標高694m)へ到着した。
手持ちの案内書には北打山の記述はないがそこには真新しい山名標識が立てられていた。
北打山からの展望は南西から西方向に掛けて旗山への稜線とその後方に霊山が望め眼下には伊賀盆地の素晴らしい眺めを楽しむことができた。
ササの草原へ出てから休憩の連続である。ペースも少し落ちているが北打山からの眺めも少し楽しんだあと小平山へと向かった。

(北打山からの眺め)
(南西から西方向に掛けて旗山への稜線とその後方に霊山、眼下に伊賀盆地を望む。)

11:33 快適な尾根道  11:36 小平山への分岐   (分岐にある標識)  
見晴しの良い快適な尾根道をしばらく行くとまもなく小平山への分岐へ到着した。傍らにある標識には「直進(やや左):小平山 右:旗山」と書かれており右方向へ進めば旗山であるがここは一旦分岐を直進(やや左)しまずは小平山へと向かった。

11:41 アセビの群生地  11:44 途中の階段   (途中の眺め、北西方向那須ヶ原山)  
分岐から先小平山への間多少のアップダウンがあるもののアセビの群生する快適な尾根道歩きである。途中木々の切れ間から北西方向に那須ヶ原山が望めアセビの中に続く快適な尾根道をしばらく歩いて行くと

11:53 快適な尾根道  11:56〜12:04 小平山(標高717m)   (山頂にある標識)  
やがて小平山(標高717m)へ到着した。
周りは雑木(殆どアセビ)に覆われ展望はない。ここで昼食タイムを考えていたが展望もなく風も強く食事するには余りにも適さず早々と山頂を辞したった今歩いてきた道を先ほどの分岐まで戻ることにした。

(途中の黄葉)   12:13   12:14  
途中綺麗な黄葉を楽しみながらアセビの群生する快適な尾根道を歩き

12:18 分岐(11:36)へ戻る 12:22 旗山へ続く尾根道  (北打山を振り返る) 
やがて先ほどの分岐へ戻り着き、ここから先西方向に続く尾根道を旗山まで歩くことになる。
後を振り返ると先ほど通過した北打山付近の素晴らしいササ原が望め

(旗山への途中、尾根道からの眺め)
目の前には広大な伊賀盆地を楽しみながらの尾根道歩きであるが

12:28 12:35
快適な尾根道もやがて展望のない雑木林の道へ変わると

12:38〜12:51 旗山(標高649.5m) (山頂にある標識)
まもなく旗山(標高649.5m)へ到着した。
山頂は小さな広場となっているが展望は無い。傍らの標識には「直進方向:旗山展望地 右方向:熊鷹神社」と書かれており手持ちの案内書にも「山頂南側の鉄塔から眺めが楽しめる旨」の記述もありとりあえず鉄塔へ行くことにした。

(鉄塔手前の伐採地) (見晴しの良い鉄塔_旗山展望地)
鉄塔への途中山頂からすぐのところに木々が伐採された場所がありそこからの眺めも最高で南東から南方向に錫杖ヶ岳から霊山に掛けての山並みが一望でき、すぐ先の鉄塔下(旗山展望地)からは南北に展望が開け南東方向には先程の伐採地からの眺めと同様に錫杖ヶ岳から霊山に掛けての山並みが一望でき北西方向には伊賀盆地の素晴らしい眺めを楽しむことができた。

(鉄塔手前の伐採地からの眺め)
(南東から南方向、錫杖ヶ岳から霊山に掛けての山並みを望む。)

(鉄塔からの眺め_旗山展望地)
(伐採地からの眺めと同様南東から南方向、錫杖ヶ岳から霊山に掛けての山並みを望む。)

(鉄塔からの眺め_旗山展望地)
(北西方向に伊賀盆地を望む。)

12:51 旗山へ戻る(12:38の画像) 12:52 自然林の中の長い階段  12:56 杉林まで続く階段 
伐採地や鉄塔下の展望地からの眺めも存分に楽しんだあと一旦旗山まで戻り傍らの標識に従い西方向に続く長い階段道を下り熊鷹神社方面へと向かった。自然林の中に続く長い階段を下りやがて杉林の中へと入り、

13:01 13:06 bQ80鉄塔
踏み跡のハッキリした杉林の中に続く山道をしばらく行くとやがて鉄塔(bQ80)が現れる。

13:10 熊鷹神社分岐 (分岐にある標識) 13:11
鉄塔を過ぎたところでとすぐに熊鷹神社分岐へ到着した。
傍らの標識には「直進:熊鷹神社 右:余野公園」と書かれておりこの分岐を直進すれば熊鷹神社を経て奥余野森林公園の駐車場まで戻ることができるが少し遠回りになるのでここはこの分岐を右折れし杉林の中に続く階段を下りることにした。

13:14 右手(北方向)に油日岳かな? 13:18 bQ81鉄塔  13:20
途中右方向(北方向)に油日岳と思われる山容を望むことができたが、眺めを楽しめたのはここだけであとは鬱蒼とした杉林の中を只ひたすら下りることになる。途中の鉄塔(bQ81)を横切り杉林の中に続く階段を下り、

13:25 ロープの張られた場所 13:34 道幅の広い杉林
ロープの張られた場所を過ぎやがて道幅の広くなった杉林の中をしばらく歩いて行くと

13:36 東海自然歩道へ飛び出す (傍らにある標識) (飛び出した場所を降り返る)
まもなく舗装された東海自然歩道へ飛び出した。傍らの標識には「左:柘植駅 右:余野公園」と書かれている。
ここから先歩き易い東海自然歩道を奥余野森林公園の駐車場まで戻ることになり標識に従い右折れして余野公園方面へと向かった。

13:45 東海自然歩道を歩く 13:52 倉部川に架かる橋
歩き易い東海自然歩道をしばらく歩き途中倉部川に架かる橋を渡ると

13:55 余野公園分岐 (分岐にある大きな標識) (分岐を降り返る)
まもなく余野公園分岐へ到着した。傍らには「右:不動滝・ゾロゾロ峠・奥余野森林公園 左:余野公園」と書かれた大きな標識がありその標識に従い分岐を右折れし奥余野森林公園へと向かうことになるがここから先は車で通った道を駐車場まで戻ることになる。

14:01 車で通った林道を歩く 14:08 前方、油日岳かな? 14:14 駐車場へ戻り着く
杉林の中に続く舗装された林道(東海自然歩道)を只ひたすら歩きやがて前方に油日岳と思われる山容が望めるとまもなく奥余野森林公園の駐車場へ戻り着き今回のハイキングは無事終了した。
今日の山歩きも誰一人にも会わず一山借り切っての静かな山歩きとなった。

(14:15〜14:55 遅い昼食タイム)
途中昼食タイムのタイミングを見失い遅い昼飯ではあるがこの場で食事を済ませてから帰路に着いた。



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