那須ヶ原山〜唐木岳ハイキング参詣橋の駐車場所〜参詣橋〜登山口〜黒部滝〜ススキの草原(伐採地)〜那須ヶ原山(800)〜三国岳分岐〜(三ツ頭山未確認のまま通過)〜唐木岳(730)〜坂下峠〜参詣橋の駐車場所 |
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平成20年10月9日(木) メンバ:私
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出発:参詣橋の駐車場所(10:03)
参詣橋の駐車場所−[3分]→参詣橋−[11分]→登山口−[9分]→黒部滝−[25分]→ススキの草原(伐採地)−[17分]→那須ヶ原山(800)−[3分]→三国岳分岐−(三ツ頭山未確認のまま通過)−[61分]→唐木岳(730)−[35分]→坂下峠−[40分]→参詣橋の駐車場所 到着:参詣橋の駐車場所(14:35) |
[ ]内の時間は実歩行時間で休憩時間は含んでいません。
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今回は鈴鹿山脈の中でも北中部の山々に比べると標高も低くアプローチも不便なことから比較的地味な存在ともいわれているがアップダウンも多く変化に富み随所で好展望が楽しめ静かで味わい深い山歩きが楽しめるという南鈴鹿の那須ヶ原山(標高800m)へと
向かった。
南鈴鹿の山域は前回(9/17油日岳〜三国岳)に続いて連続で出掛けることになる。自宅を8時10分に出発し近くのコンビニで食料を調達したあと八幡東ICから第二京阪に入り京滋バイパス、名神、新名神を走り甲賀土山ICで降り国道1号線を鈴鹿方面へ向かい右手に道の駅「あいの土山」を通り過ぎて一つ目の「蟹が坂交差点」を右折れし県道129号線を南下し左手に現れた大原ダム湖を横目に通り過ぎるとまもなく前方に油日神社を示す道路標識が目に止まる。油日神社の道路標識の手前から南東方向に林道が続いており傍らには「那須ヶ原登山道入口」と書かれた大きな標識が立っている(地図の位置)。ここから先南東方向に続く細い林道を走ることになり大原ダム湖に沿ってしばらく走りやがて林道はダム湖から離れ大原川沿いに続く道幅の狭くなった林道をしばらく走って行くと右手に参詣橋と呼ばれる小さな橋(地図の位置)が現れる。橋を過ぎたところの広場となっている駐車場所へ到着したのが9時50分。 |
10:03 参詣橋先の駐車場所 | 10:06 先ほど通過した参詣橋 | (参詣橋の傍らにある標識) |
車が7〜8台は止められると思われる広場であるが今回は一台の車も止まっていない。今回の那須ヶ原山は貸切り登山かなと思いながら準備を整えたあと先ほどの参詣橋まで戻り橋を渡り那須ヶ原山の登山口へと向かった。 |
10:13 傾斜のきつい舗装路 | 10:17 登山口 | (登山口の傍らにある標識) |
左手に沢のせせらぎを聞きながら傾斜のきつい舗装路をしばらく歩きやがて小さな橋を渡ったところで舗装路は終わり案内板や標識のある登山口へ到着した。登山口の傍らには那須ヶ原山を示す標識があり目の前に階段が続いている。 |
10:18 | 10:23 避難小屋 | 10:24 小さな橋 |
杉林の中に続く階段を登り左手に避難小屋を通り過ぎ小さな橋を渡ったところで |
10:26 黒部滝 | 10:27 眼下に避難小屋を見下ろす | |
左側に黒部滝が現れる。 黒部滝を過ぎると杉林の中の急登りとなる。眼下に先ほど通過した避難小屋を眺めながら |
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10:29 | 10:41 喫煙場所? | (喫煙場所?の傍らにある案内板) |
ジグザグの階段道を登りやがて登りも緩やかになってくるとまもなく案内板のある喫煙場所?へ到着した。傍らの案内板は余りにも古びており何が書かれているのか全く読み取ることができなかった。 |
10:44 枝尾根へ出る | 10:45 | |
喫煙場所?を過ぎしばらく行くと枝尾根へ飛び出した。登りの緩やかになった尾根道をしばらく歩いて行くとまもなく | ||
頂の標識に従い |
10:50 獣除けネット(開閉トビラ) | 10:51 ススキの草原(伐採地) | |
前方に獣除けネットが現れた。 開閉トビラを開き中へ入ると目の前には目を瞠るほどの素晴らしいススキの草原(伐採地)が広がっている。 |
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(眺めを楽しみながらススキの草原を歩く) | (北東方向_鎌ヶ岳、御在所方面の眺め) | |
緩やかな斜面のススキの草原を立ち止まっては眺めを楽しみ、眺めを楽しんでは少し歩き、といった感じで目の前に広がる素晴らしい眺めを存分に楽しみながらゆっくりとした足どりでススキの草原の上部まで登りきると | ||
(ススキの草原ピーク付近からの眺め) | |
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(西から北方向に掛けて眼下に大原ダムや櫟野ダム、北方向には綿向山方面鈴鹿の山々を望む) |
(眼下にススキの草原を望む) | 11:12 獣除けネット(開閉トビラ) | 11:15 |
再び獣除けネットの開閉トビラが現れる。トビラを開けばススキの草原ともお別れである。(約20分間ノンビリとススキの草原を散策) 後を振り返りススキの草原に別れを告げ開閉トビラを開けて那須ヶ原山へと向かった。 ススキの草原を過ぎると道は背丈の低い笹道と変わる。 |
11:19 | (北西方向の眺め) | 11:23 |
途中笹の階段道を登り北西方向に甲賀市街を望み眼下に櫟野(いちいの)ダム、大原ダムなど眺めながら快適な尾根道を歩いて行くと |
11:25 櫟野(いちいの)ダム分岐 | (傍らにある標識) | |
まもなく櫟野(いちいの)ダムへの分岐が現れる。 |
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11:26 | 11:29〜11:52 那須ヶ原山(標高800m) | |
分岐を過ぎ笹の中に続く階段を登り切ったところで那須ヶ原神社の建っている那須ヶ原山の山頂(標高800m)へ到着した。 山頂部は小さな広場となりベンチもあり休憩にはもってこいの場所で食事には少し早い時間ではあるがここで昼食タイムとした。 |
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(山頂の山名杭) | (北方向の眺め) | (北東方向の眺め) |
山頂からの眺めは北〜北東方向の展望が少し開け北方向に土山市街方面新名神高速道路が眼下に望め遠く綿向山や雨乞岳、鎌ヶ岳など鈴鹿の明峰が楽しめ、北東方向に溝干山や高畑山遠く仙ヶ岳などの山並みを望むことができた。 昼食も終わり眺めも楽しんだあと準備を整え那須ヶ原神社の横から南東方向に続く尾根道を次の目的地である三ツ頭山へと向かった。 |
11:52 | 11:54 三国岳方面分岐 | (傍らにある標識) |
快適な尾根道を歩いて行くとすぐに三国岳方面への分岐へ到着した。傍らの標識には「左:高畑山・坂下峠 右:三国岳・油日岳」を示しておりここから先、県境稜線を歩き坂下峠へ向かうことになる。標識に従い分岐を左折れし坂下峠方面へと向かった。 |
11:58 背丈の低い笹道 | (途中の標識) | (北東方向の眺め) |
背丈の低い笹道をしばらく歩き途中木々の間から北東方向にこれから向かう唐木岳や溝干山から高畑山に掛けての山並みを望み |
12:05 岩場の激下り | 12:09 アセビの多い尾根道 | |
アセビの木がやたらと多く登っては下り下っては登りのアップダウンを繰り返しながらの尾根道を歩きである。 |
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12:14 木の根を掴みながらの急登り | 12:19 一旦鞍部へ降りる | 12:23 そろそろ三ツ頭山付近かな? |
やがて目の前にうんざりするほどの急斜面が現れる。木の根を掴みながらの急登りである。 手持ちの案内書ではこの急坂を登り切るとまもなく三ツ頭山のピークへ辿り着くはずであるがそれが中々辿り着かず |
12:32〜12:33 見晴しの良い場所 | |
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そのうちに見晴しの良い場所へ到着してしまった。
実は辿り着かないのではなくあまりのアップダウンの多さに歩くことに気を取られ注意が散漫になり何時の間にか三ツ頭山を通り過ぎてしまっていたのである。何ということを、私の大失敗であるがここからわざわざ戻るのも今更面倒である。 休憩も兼ねて見晴しの良いこの場所でしばらく眺めを楽しむことにした。 休憩も終わり見晴しの良い場所からの素晴らしい眺めを存分に楽しんだあと再び |
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(見晴しの良い場所からの眺め) | |
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(北東方向から南方向に掛けてこれから向かう唐木岳への尾根筋とその後方に溝干山や高畑山(左)、明星ヶ岳(中央)、仏ヶ平や錫杖ヶ岳(右)などを望む) |
12:41 | 12:46 途中の開けた場所 | (南東方向、仏ヶ平方面の眺め) |
快適な尾根道を唐木岳方面へと向かった。途中開けた場所から南東方向に仏ヶ平や |
12:51 途中の急斜面 | (南東方向、錫杖ヶ岳方面の眺め) | 13:03 アセビのトンネル? |
錫杖ヶ岳を楽しみながら歩くことになりしばらく行くとアセビのトンネル?が現れる。 |
13:06〜13:09 唐木岳(標高730m) | (山頂の山名プレート) | |
トンネルを過ぎたところで唐木岳(標高730m)へ到着したが唐木岳も危うく通り過ぎてしまうところだったのである。 GPSを確認しながら歩いていたのでこの辺りかな とふと後を振り返ると既に通り過ぎていた木の枝に吊るされた唐木岳(唐木山)の山名プレートが目に止まったのである。 |
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13:12 快適な尾根道 | 13:13 ロープの張られた場所 (この先唐木キレット) |
(巻き道を示す標識) |
唐木岳を過ぎ快適な尾根道を歩いて行くとまもなくロープの張られた場所へ到着した。傍らには迂回を促す巻き道の標識が立てられていた。おそらくここが唐木キレットだと思われる。無理に通行止めを突っ切るような無謀な行動にも出られずここは巻き道を辿ることにした。 |
13:15 眺めの良い場所に立っていた唐木山(標高720メートルの標識) | |
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巻き道の標識に従い右方向へ進むとすぐに目の前が開け東方向から南東方向にかけての素晴らしい眺めを楽しむことができた。 → 眺めの良い場所からの眺め
傍らには唐木山(標高720m)の標識が立てられているが先ほど通過した唐木岳(標高730m)とは別の山なのだろうかと思いながら唐木キレットの巻き道を辿ることにした。 |
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13:19 | 13:20 標識のあるところ | 13:21 崩れ落ちそうなザレ場 |
巻き道は雑木帯の激下りで標識のあるところまで一旦下り今にも道が崩れ落ちそうな細いザレ場を通り |
13:22 唐木キレットの巨岩 | 13:26〜13:32 見晴しの良いザレ場 | (唐木キレットの巨岩を振り返る) |
唐木キレットの巨岩を見上げながら再び尾根に向かって登り返すことになり、尾根へ出るとすぐに見晴しの良いザレ場が現れる。後を振り返れば巻き道で迂回した唐木キレットの巨岩が望め北方向目の前にはこれから辿る尾根道や溝干山から長石山へ続く尾根筋の素晴らしい眺めを楽しむことができた。 |
(見晴しの良いザレ場からの眺め) | |
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(北方向目の前にこれから辿る尾根道と溝干山から北西方向長石山の大ガレへ続く尾根筋を望む) |
13:33 最後の登り | 13:35 キレットの巨岩とザレ場を振り返る | (唐木のキレットと書かれた標識) |
展望の良いザレ場でしばらく眺めを楽しんだあと目の前に続く尾根道を坂下峠へと向かった。 途中後を振り返ると唐木キレットの巨岩と先ほど眺めを楽しんだ展望の良いザレ場を望むことができ途中「唐木のキレット」と書かれた標識を過ぎ |
13:38 道幅の細い斜面をトラバース | 13:40 那須ヶ原山方面を望む | |
尾根の西側斜面に続く細い山道を足元に注意しながら東方向に望める那須ヶ原山の山容を楽しみながらしばらく行くと | ||
13:46〜13:51 展望の良い岩場 | (眼下に坂下峠を望む) | |
展望の良い岩場へ到着した。 眼下に坂下峠が望め北方向目の前に溝干山から高畑山へ続く素晴らしい眺めを楽しむことができた。 |
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(見晴しの良い岩場からの眺め) | |
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(北方向目の前に溝干山から高畑山への山並み望む) |
13:52 足元の見えない笹道 | 13:54 | |
少しの間眺めを楽しんだあと東方向に続く細い笹道を下り坂下峠へと向かった。 足元の見えない笹道が途切れるとまもなく |
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13:55 坂下峠 | (坂下峠にある標識) | |
溝干山への登山口でもある坂下峠へ降り立った。 坂下峠は以前溝干山からの下山時に降り立った峠でありその時は峠を東方向関方面へ下ったのであるが今回は参詣橋方面へ向かうため峠を左折れして西方向不老谷林道を歩くことになる。 |
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13:56 | 13:57 坂下峠付近のガレ場 | 14:05 |
坂下峠付近は道は荒れて大きなガレ場となっておりガレ石混じりの歩き難い林道をしばらく歩いて行くとやがて地道から舗装道へと変わる。 |
14:06 | 14:11 | 14:17 |
途中の崩落場所を通過し舗装された快適?な林道を歩き南方向に先ほど辿ってきた尾根筋が望め、 |
14:20 | 14:26 | 14:35 駐車場所へ戻る |
やがて左手に不老谷の沢のせせらぎを聞きながら只ひたすら快適?な舗装道を歩き避難小屋を通り過ぎたところでまもなく参詣橋の駐車場所へ戻り着き今回のハイキングは無事終了した。 |