平成20年7月28日(月)焼山〜御池山ハイキング

焼山〜御池山ハイキング

しらびそ高原駐車場〜焼山(1976.2)〜展望台〜駐車場のある登山口〜お池分岐〜御池山(1905.3)〜お池分岐〜駐車場のある登山口〜しらびそ高原駐車場

 

平成20年7月28日(月)  メンバ:ワイフ、私   
出発:しらびそ高原場駐車場(08:00)
しらびそ高原駐車場−[35分]→焼山(1976.2)−[34分]→展望台−[16分]→駐車場のある登山口−[34分]→お池分岐−[4分]→御池山(1905.3)−[4分]→お池分岐−[33分]→駐車場のある登山口−[62分]→しらびそ高原駐車場
到着:しらびそ高原駐車場(12:07)
 
歩行時間 : およそ 3時間42分 + (休憩 25分) ⇒ 所要時間 : 4時間07分
歩行距離 : およそ 9.3km(GPSナビの距離データ)
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7月27日ハイキング前日:
今回は兼ねてから日本三大絶景峠の一つとも言われ南アルプスの山々が一望できる「しらびそ峠」へ訪れたく一泊二日でしらびそ峠にも近いしらびそ高原へと向かった。
自宅を8時00分に出発し第二京阪の八幡東ICから入り中央道の飯田ICで降り
矢筈トンネル(画像は7月28日撮影)を抜け日本のチロルとも呼ばれている下栗の里へ立ち寄ったあとエコーラインを走りしらびそ高原へと向かい宿泊地である「ハイランドしらびそ」を通り過ぎすぐ先の「しらびそ峠」に到着したのが午後3時前。ここから南アルプスの素晴らしい山々を眺めることができるはずであるがあいにくお天気が悪く日本三大絶景峠の一つと言われているしらびそ峠なのにお天気には勝てず残念なことに眺めはもう一つで、明日の眺めを期待し宿泊地である「ハイランドしらびそ」へ向かった。
到着後チェックインを済ませ部屋へ入るなリ嵐のような雷雨が襲い雷鳴とともに落雷がありいきなりの停電である。夕食が終わっても停電は回復せず、いつ回復するともわからない部屋に閉じこもっているよりも日の沈みかけている雨上がりの高原に出ることにしのだが、なんと高原にあるサンセットポイントとから日没間近の素晴らしい風景が見れたのである。
日没の素晴らしい光景を楽しんだ後、部屋に戻ると程なく停電も回復したがテレビは明日まで駄目とのことで、早い時間ではあるが明日の山歩きに備えて早々と就寝することにした。

7月28日ハイキング当日:
翌朝、窓の外を眺めると雲の隙間から日が差しているものの真っ黒な暑い雲が空を覆っている。高原へ飛び出し展望台から南アルプスを眺めるも頭上は分厚い雲に覆われ眺めはもう一つである。
今日の御池山への山歩きをどうしたものかと思案したのであるが今は晴れ間も覗いている、運が良ければ雨に遭わずに済む、万が一雨に遭っても舗装されたエコーラインを戻れば難儀することもないだろうと判断し朝食を済またあと準備を整え御池山へと向かうことにした。

08:00 しらびそ高原駐車場   08:02 08:06 ハイキングコース入口(地図の0001) 
しらびそ高原の南側の高台に東屋が見えるがそこへ登る道が見付からない、仕方なく昨日車で走ってきた舗装道を歩くことにした。
舗装道を南方向へ下って行くとまもなく右手にハイキングコースの入口(地図の0001)が現れる。

08:07 ハイキングコース入口の丸太階段 08:08 08:15
緩やかな丸太の階段を登るとそこから先は快適な山道歩きとなる。
右手に美しいカラマツ林を見ながらの快適な山道歩きで足元に心地よい木屑の道が続いている。

08:18 08:20 落雷に遭ったと思われる倒木 08:22 美しいカラマツ林
途中落雷に遭ったと思われる倒木を潜り美しいカラマツ林を楽しみながらしばらく歩いて行くと

08:27 08:32
やがてクマザサの道へと変わる。
膝上まで伸び足元が見えないクマザサの中をしばらく歩き、少しの急登りを登り切ったところで

08:32〜08:37 焼山(標高1,976.2m) (山名プレート)
標高1,976.2mの焼山のピークへ到着した。

焼山からの展望は曇り空の下ではあるが東方向木々の合間から南アルプス方面の素晴らしい眺めを楽しむことができ、ほんの少しの間立ち休憩をしたあと御池山へと向かった。

(焼山からの展望)
東方向木々の合間から南アルプス方面を望む。

08:38 08:40 08:41 この辺りで鹿の家族を発見
南方向前方にこれから向かう御池山の稜線が見えている。焼山から先は緩やかな下りが続く。
時折り青空も覗く中、周りの美しい風景を楽しみながらの快適な山道歩きである。
途中カラマツ林で動くものを発見しドキッとしたが鹿の家族であった。すぐに遠へ逃げてしまい写真には写せずじまいである。

08:45 08:50 08:56 右下にエコーラインが見える
緩やかに下る快適な山道をしばらく歩きやがて右方向に舗装されたエコーラインが見えるとまもなく

08:57 エコーラインとの接続点(地図の0002) 09:01 鬱蒼とした樹林帯 09:06
エコーラインとの接続点(地図の0002)へ降り立った。
山道はそのままエコーラインに沿って続き再び快適な山道へと入り途中鬱蒼とした樹林帯を通り過ぎササの中の丸太階段を登り切ると

09:10 09:11〜09:16 展望台 (展望台にある立て看板)
まもなく前方が開け御池山を一望できる展望台へ到着した。傍らには「日本で唯一 御池山隕石クレーター」と書かれた看板が立てられている。展望台からの眺めは南方向から西方向の展望が開け目の前真正面に御池山や南アルプスの南端の山々など素晴らしい眺めを楽しむことができた。

(展望台からの展望)
南方向から西方向に掛けて目の前真正面に御池山や南アルプスの南端の山々(左)を望む。

09:16 09:17 09:21
休憩を兼ねてしばらく展望台で眺めを楽しんだあと御池山へと向かった。緩やかに下る道幅の広い山道をしばらく歩き

09:26 左手に大きな広場 09:29 09:32〜09:34 駐車場のある登山口
やがてエコーラインに沿って左手に大きな広場を見ながらしばらく行くとまもなく駐車場のある登山口へ到着した。
傍らには「御池山まで1.1q」と書かれた標識「御池山まで1.0q」と書かれている標識があるが僅かな差でありどちらでもいいのであるが、ネット情報などを見るとこの駐車場のある登山口から登られる人も多いようである。ここからだと距離も短く短時間で御池山をピストンできるのであるが今回は欲求不満にならないためにもあえてしらびそ高原から歩くことにしたのである。

09:34 目お前に続く丸太階段を登る 09:37 09:38 クマザサの生えていない山道
少しの間立ち休憩をしたあと目の前に続く丸太の階段を登り御池山へと向かった。
途中あれ程多く生えていたクマザサが全く無くなっている場所を通ることになるが全く不思議である。なぜここにはクマザサが生えていないのだろうと首を傾げながら急坂を登り切ると

09:43 09:48 09:51 手摺りのある岩場
再びクマザサの生い茂った快適な尾根道歩きとなる。クマザサや周りのカラマツ林の素晴らしい風景を楽しみながらしばらく行くとやがて鉄の手摺りのある岩場へ到着した。登りが急で少し嶮しい岩場ではあるが手摺りがあるので何ら問題なくクリアできた。

09:54 手摺りのある丸太橋 09:57 (「御池山まで0.5q」と書かれた標識)
岩場を過ぎ手摺りのある丸太橋を通り過ぎると「御池山まで0.5q」と書かれた標識が現れる。

09:59 10:03 10:06 もうすぐお池分岐
標識を過ぎると少しの間、カラマツ林に沿った急な登りとなる。登り切ったところで道は平坦となりクマザサの生い茂った快適な尾根道を歩いて行くと

10:08 お池分岐 10:10 10:11 御池山へ到着
まもなくお池分岐へ到着した。傍らの標識には「御池山山頂まで0.2q 中郷御池まで0.7q」と書かれている。
右方向へ下ればお池方面であるがここからお池をピストンすれば30分程は要するのでここでワイフと相談である。結果ワイフは御池山で待つというが今まで誰一人とも会わない貸し切り状態での山歩きでもありワイフ一人を残すわけにもいかずここはお池を断念し分岐を直進し御池山へと向かった。
(結果このお池のピストンを断念したのが後に大正解となったのである)
分岐を直進ししばらく行くとやがて前方が明るくなり

10:12〜10:28 御池山
標高1905.3mの御池山山頂へ到着した。(山頂にある山名プレート)
山頂からの眺めは東方向から南方向に掛けての眺めが楽しめるが、あいにく雲が掛かり稜線が見れないものの南アルプス南端方面の雄大な眺めが楽しめ、南東方向目の前に素晴らしい笹尾根を望むことができた。笹尾根へ降りてみたくワイフに声を掛けるも山頂で待つとのことで、私一人で笹尾根を楽しむことにした。

(御池山からの展望)
東方向から南方向に掛けて南アルプス南端方面の雄大な眺めや南東方向目の前には素晴らしい笹尾根を望む。

(南東に続く笹尾根) (笹尾根から御池山を振り返る)
笹尾根からの眺めは最高で南方面から西方面に掛けて目の前には炭焼山や南アルプス南端方面の素晴らしい眺めを楽しむことができた。

笹尾根から山頂を振り返ると大きな岩の上に立つワイフが見える。御池山の山頂部は大きな岩だったのである。

(御池山の先、南東方向に続く笹尾根からの展望)  
南方面から西方面に掛けて目の前には炭焼山や南アルプス南端の山々を望む。

10:28 10:32 帰路_お池分岐 10:38
今回はしらびそ高原から御池山までのピストンでありしばらく笹尾根で眺めを楽しんだあと山頂へ戻り往路と同じ道をしらびそ高原へと向かった。お池分岐を過ぎ

10:45 帰路_手摺りのある丸太橋 10:47 帰路_手摺りのある岩場 10:49
手摺りのある丸太橋を渡り足元に注意しながら急な岩場を下りクマザサの綺麗な尾根道を歩き

11:00 11:05 帰路_駐車場のある登山口 11:08 エコーラインを歩く
やがてクマザサの無くなっている場所を通り過ぎるとまもなく駐車場のある登山口へ降り立った。
下山途中ワイフが膝の不調を訴えていたこともありここから先往路で歩いた山道を避けて歩きやすい舗装されたエコーラインを歩いてしらびそ高原の駐車場まで戻ることにした。

11:11 大きな広場(地図の0003) 11:12 展望台方面を望む 11:18 クレーターのビューポイント
エコーラインは前日に車で走っているので周りの風景はハッキリと記憶に残っている。
途中
「御池山」隕石クレーターの案内看板がある大きな広場(地図の0003)を右手に通り過ぎしばらく行くと右側にクレーターの全景が望めるビューポイントがあり傍らに御池山隕石クレーターと書かれたたて看板が立てられており、目の前に御池山の全景を望むことができた。

11:20 東方向、兎岳と聖岳かな? 11:27 エコーラインとの接続点(地図の0002)付近 11:49 前方にハイランドしらびその赤い屋根
途中雲の切れ間から青空も覗き東方向に兎岳や聖岳と思われるピークを望むことができたが、往路でのエコーラインとの接続点(地図の0002)を通過した辺りから雲行きも怪しくなり頭上には真っ黒な雲が迫ってきている。
膝の不調のワイフを急かせるように少し早足で歩くことにしたがやがてポツリポツリと降りだした雨も雷鳴と共に見る見るうちに雨足が強くなりだした。
今回の山歩きはワイフに感謝で、お池へ立ち寄ることを断念したことで所要時間も少なく、ワイフの膝の不調から歩き易い舗装道を選んだことでこの雷雨の中、さほど苦にもならず歩くことができたのである。今回はワイフに感謝である。
やがて北東方向遠くに赤い屋根の「ハイランドしらびそ」が望め

11:59 ハイキングコース入口(地図の0001) 12:04 12:07 しらびそ高原駐車場へ戻る
まもなく往路で取付いたハイキングコースの入口(地図の0001)を左手に通り過ぎしばらく歩き前方に「ハイランドしらびそ」が見えてくると程なく「しらびそ高原の駐車場」へ戻り着き今回のハイキングは無事終了した。

(しらびそ峠)
ハイランドしらびそで軽い昼食を済ませ、準備を整えたあと帰路へ着いたのだが、前日のしらびそ峠からの眺めがもう一つであったことから再びしらびそ峠へ立ち寄り眺めを楽しむことにした。
上空は曇天ではあるが昨日のように雲が厚くなく北東方向から南東方向に掛けて丸山や荒川岳、兎岳や聖岳など南アルプスの素晴らしい山並みを望むことができ満足して帰路へと着いた。

(しらびそ峠からの展望)  
北東方向から南東方向に掛けて丸山(右)や荒川岳(その右奥)、兎岳や聖岳(中央)など南アルプスの山々を望む。



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