平成20年6月7日(土)金勝アルプス(鶏冠山〜竜王山)ハイキング

金勝アルプス(鶏冠山〜竜王山)ハイキング

桐生若人の広場駐車場〜落ヶ滝〜鶏冠山(490.9)〜天狗岩〜白石峰〜竜王山(604.7)〜狛坂磨崖仏〜桐生辻分岐〜逆さ観音〜桐生若人の広場駐車場

 

平成20年6月7日(土)  メンバ:単独   
出発:桐生若人の広場駐車場(09:13)
桐生若人の広場駐車場−[42分]→落ヶ滝−[37分]→北峰縦走路へ出る−[29分]→鶏冠山(490.9)−[13分]→北峰縦走路へ出る−[45分]→天狗岩−[13分]→耳岩−[11分]→白石峰−[20分]→竜王山(604.7)−[15分]→白石峰−[6分]→重ね岩−[4分]→国見岩−[9分]→狛坂磨崖仏−[16分]→桐生辻への分岐−[37分]→逆さ観音−[11分]→オランダ堰堤−[6分]→桐生若人の広場駐車場
到着:桐生若人の広場駐車場(15:46)
 
歩行時間 : およそ 5時間14分 + (休憩 1時間19分) ⇒ 所要時間 : 6時間33分
歩行距離 : およそ 11.5km(GPSナビの距離データ)
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今回は奇岩や巨岩、石仏など見どころも多く変化に富んだ山歩きが楽しめ多くのハイカーにも人気があり、鶏冠山(標高490.9m)から竜王山(標高604.7m)への北峰縦走路の稜線歩きでは奇岩や巨岩も多く、途中素晴らしい眺めが楽しめるという金勝アルプスへ向かった。
自宅を8時00分に出発しコンビニで食料を仕入れた後、第二京阪の八幡東ICから入り京滋バイパスの瀬田東ICで降り、国道1号線を少し走り「野路中央」交差点を右折して県道43号線を少し走り右側に松下電器産業を見ながら名神高速道路に架かる橋を渡ったところで「立命館大学前」の交差点を左折して県道2号線を走り突き当たりの「岡本町南」交差点を右折れし県道108号線を南下し草津川に沿って堤防を走り途中桐生バス停を通過し細い堤防をしばらく走り左手に老人ホーム桐生園、右手に「上桐生バス停」を過ぎたところの「桐生若人の広場駐車場」へ到着したのが9時05分。
大きな駐車場である。駐車料金500円(4月〜11月まで有料)を支払いガラガラの駐車場の片隅に車を止めることにした。

上桐生バス停   09:05 桐生若人の広場駐車場   (大きな駐車場) 
今回の予定は落ヶ滝へ立ち寄り北峰縦走路へ出て鶏冠山(標高490.9m)へ向かいその後再び北峰縦走路を南下し今回最大の目的地である天狗岩を経て白石峰から竜王山(標高604.7m)へ向かった後一旦白石峰まで戻り狛坂磨崖仏を経て桐生辻への分岐へ降り立ち、そこから先南谷林道を駐車場まで向かう予定である。

09:18 分岐     (分岐の標識)  09:21 大きな池(奥池)  
早速準備を整え駐車場から東方向に続く北谷林道を落ヶ滝方面へと向かった。しばらく行くと北谷林道は左方向へ分かれ、右方向落ヶ滝方面への分岐へ到着した。傍らの標識には「落ヶ滝線(1900m 50分) 落ヶ滝へ1150m 30分)」と書かれている。
ここから先、落ヶ滝線を辿り北峰縦走路まで向かうことになる。標識に従い分岐を右方向、落ヶ滝方面へ向かい右手に現れた大きな池(奥池)を過ぎると本格的な山道へと変わる。

09:25 快適な山道   09:29 小さな沢を渡渉   09:36 広い管理道(たまみずきの道)  
沢のせせらぎを聞きながらしばらく歩いて行くとやがて急斜面が現れ整備された広い管理道へ飛び出した。
一瞬方向が定まらなかったが手持ちのGPSとコンパスで方向を確し右方向へ進むとすぐに綺麗な木の橋が現れ橋を渡ったところで分岐が現れた。

09:37 右方向から階段が合流   (標識)   09:39 小さな沢を渡渉  
右方向から階段が合流し傍らには「たまみずきの道(管理歩道)案内図」と書かれた真新しい案内図が立てられていた。
傍らの標識は「左方向:落ヶ滝・鶏冠山」を示している。事前にBBS友の情報を確認してきたがそれによると「この遊歩道を横切った」との記述があったが、どこでどう道を間違ったのかこの分岐よりも少し西側の位置へ飛び出したようである。
道標に従い分岐を左へ曲がり(予定では遊歩道を横切るはずだった・・・)落ヶ滝へと向かった。途中小さな沢を幾度か渡渉し

09:43 北谷林道分岐   09:44 シダの多い山道  09:49 落ヶ滝への分岐  
左手に北谷林道分岐を過ぎシダの多い快適な山道を歩いて行くとやがて落ヶ滝への分岐へ到着した。
分岐をそのまま直進すれば北峰縦走路へ向かうのであるが、ここは一旦落ヶ滝へ立ち寄ることにした。

09:53 落ヶ滝への山道   09:55〜09:58 落ヶ滝 10:01 先ほどの分岐(09:49)へ戻る
分岐を右へ小さく下り沢を渡りシダの生い茂った細い山道を登って行くとまもなく目の前に落ヶ滝が現れた。
しばらくその美しい滝を楽しんだあと再び先ほどの分岐まで戻り北峰縦走路を目指すことにした。

10:12 岩場の斜面を登られる登山者  10:16 落ヶ滝の上部  10:19 岩の河原  
南方向に岩場の斜面を登られているご夫婦が見えたが先ほど落ヶ滝から分岐へ戻る途中ですれ違ったご夫婦のようである。
どうやら分岐へ戻らずそのまま岩場の斜面を登られたようであるが、何も起こらないことを祈りながら先へ進むことにした。
山道は滝の上部へと続き、岩の河原を歩き

10:27 岩場を歩く   10:33 快適な登山道  10:40 北峰縦走路へ出る  
変化に富んだ快適な山道をどんどん歩いて行くとやがて北峰縦走路へ飛び出した
右へ行けば天狗岩方面であるが今回は鶏冠山へ立ち寄るためここを左折れして鶏冠山へと向かった。

10:42 緩やかな尾根道   10:45 ロープ場  10:51 南方向、天狗岩と思われる巨岩群  
しばらくは緩やかに続く尾根道もやがてロープ場を過ぎるとジグザグの急登りが続く。
途中、南方向に天狗岩と思われる岩塊群を眺めながらの急坂登りである。

10:59 再び現れたジグザグの急坂   11:04 山頂かと思わせる場所  (北方向、三上山方面の眺め) 
やがて登りも緩やかになるがそれも束の間で再びジグザグの急坂を登って行くと一瞬山頂かと思わせるような場所へ到着するが鶏冠山の山頂はもう少し先である。木々の間から右方向(北方向)に三上山の美しい山容を眺めながらしばらく歩いて行くと

11:09〜11:20 鶏冠山(標高490.9m)  
まもなく鶏冠山(標高490.9m)へ到着した。
周りは木々に遮られ展望は余り良くない。ザックを降ろすと同時に一組のご夫婦が到着されたが服装に見覚えがある。声を掛けるとやはり滝の南側の岩場を登っておられたご夫婦であった。滝付近の岩場の状況を訊ねると危険といった箇所もなく途中落ヶ滝も眺めながら滝の上部へ出られるとのことであった。

しばらく山の話など交わしたあとご夫婦より一足先に今回の最大の目的地である天狗岩へと向かった。

11:33 先ほど飛び出してきた場所(10:40)まで戻る  11:36 快適な尾根道  11:45 鶏冠山を振り返る 
先ほど縦走路へ飛び出した場所まで一旦戻り、そこから先快適な尾根道を天狗岩へと向かうことになる。
途中、尾根道から素晴らしい眺めを楽しみながらの山歩きで後を振り返れば北方向に先ほど辞した鶏冠山の頂がクッキリと望め、

11:48 天狗岩の岩塊群と竜王山への稜線  
南方向前方にこれから向かう天狗岩の岩塊群や竜王山への稜線がクッキリと望むことができた。

12:13 快適な北峰縦走路  12:14 目の前に天狗岩  12:24 天狗岩への登り返し 
尾根道を天狗岩に向かってどんどん進むことになりやがて天狗岩を目の前にして一旦小さく谷へ下り再び登り返したところで

12:27 天狗岩直下  12:28 目印の赤ペンキの矢印  12:29 天狗の兜巾? 
天狗岩の直下へ辿り着いた。岩に書かれた赤ペンキの矢印に従って岩を這い登ることになる。途中天狗の兜巾にも似たような巨大な岩を右手に見ながら滑り易い砂礫地を人ひとりがかろうじて通れる隘路を登り切ったところで

12:27〜12:57 天狗岩のてっぺん  (眼下に北峰縦走路を望む)  
天狗岩のてっぺんへ到着した。
天狗岩からの展望は360度の展望が開け北方向眼下に先ほど辿ってきた北峰縦走路など素晴らしい眺めを楽しむことができた。

天狗岩のてっぺんで昼食を済ませ素晴らしい眺めも存分に楽しんだあと北峰縦走路を南下し次の目的地である竜王山へと向かった。

(天狗岩からの展望。南方向から西方向に掛けての眺め)  
左:おそらく耳岩と 中央から右に掛けて湖南アルプス(矢筈ヶ岳や笹間ヶ岳、堂山)と新名神方面の眺め。(写真拡大)

(天狗岩からの展望。西方向から北方向に掛けての眺め)  
左:湖南アルプス(笹間ヶ岳、堂山)や新名神と 中央から右:大津から栗東に掛けて琵琶湖方面の眺め。(写真拡大)

(天狗岩からの展望。北方向から東方向に掛けての眺め)  
左:鶏冠山と 中央から右:三上山から十二坊方面の眺め。(写真拡大)

(天狗岩からの展望。東方向から南方向に掛けての眺め)  
中央:竜王山への稜線と 右:おそらく耳岩方面の眺め。(写真拡大)

12:58縦走路を白石峰へ向かう  12:59 十九道ダム方面分岐  13:02 天狗岩を振り返る 
途中十九道ダム方面への分岐を過ぎ後を振り返ると天狗岩が帰りの無事をいつまでも見送ってくれていた。

13:03 巨岩の多い快適な尾根道  13:04 一旦小さな谷へ下りる  13:07 再び登り返す 
快適な尾根道をしばらく歩き一旦谷へ小さく下り再び登り返したところで

13:10〜13:14 耳岩   (耳岩の分岐)  
巨岩のある小さな広場となっている耳岩へ到着した。

耳岩は分岐となっており右方向へ下れば水晶谷コースを辿り上桐生方面へ向かうことができるが今回は北峰縦走路を直進し白石峰方面へと向かった。

13:19 デッカイ岩  13:23 再び現れた十九道ダムへの分岐  13:25 白石峰 
デッカイ岩の間を通り抜け再び現れた十九道ダムへの分岐を過ぎるとまもなく大きな標識がある白石峰へ到着した。
白石峰からの帰路は狛坂コースを下り狛坂磨崖仏を経て桐生辻方面への分岐へ向かう予定であるが、ここからは竜王山も近いことからここは一旦竜王山へ向かい再び白石峰へ戻ることにした。

13:44 茶沸(ちゃわかし)観音  13:32 快適な尾根道  13:38 途中の標識 
竜王山への山道はアップダウンの緩やかな快適な尾根道である。やがて右側に茶沸(ちゃわかし)観音を通り過ぎ快適な尾根道をしばらく行くと「金勝寺・竜王山」を示す標識が現れ右方向への階段が続いている。

13:44 小さな祠   (団体さんの最後尾)  
一旦階段を下り再び階段を登り返したところで小さな広場へ到着した。傍らに小さな祠があり石標に「金勝寺八大龍王本殿」と刻まれている。

祠の前で約40名ほどの団体さんが出発の点呼を取られていたところで丁度入れ違いのタイミングであった。

13:45〜13:50 竜王山(標高604.7m)  (竜王山から北方向の眺め)  
祠を過ぎたところが竜王山の山頂(標高604.7m)である。
山頂からの展望は北方向が開け栗東トレーニングセンターや三上山方面の眺めを楽しむことができる。

団体さんと入れ違ってから既に10分近く経っており北方向の眺めをしばらく楽しんだあと再び来た道を白石峰まで戻ることにした。

14:04 団体さんへ追いつく  14:04〜14:09 南方向の眺めを楽しむ  14:11 白石峰へ戻る 
途中、先ほど山頂で入れ違った団体さんに追いついてしまい後をダラダラとした足取りで着いて行くことになるが、細い尾根道を40名近い人数を追い越すこともできないのである。後を着いて歩くのも限界で丁度南方向の眺めのいい場所がありしばらく休憩することにして団体さんと距離を置くことにした。
およそ5分ほど立ち休憩したあと再び白石峰へ向かうと先ほどの団体さんが白石峰で記念写真の準備中であった。
どちらへ向かわれるにせよ団体さんの前へ行かねばと白石峰をそのまま通過し狛坂磨崖仏方面へと向かった。

14:12 桐生辻方面分岐  (分岐にある朽ち掛けた標識)  14:14 快適な尾根道 
白石峰を過ぎるとすぐに分岐が現れる。傍らに朽ち掛けた標識があり「左:茶仏線1,100m 桐生辻4,000m 右:狛坂寺跡を経て林道へ1,350m」と書かれているのが読み取れる。左へ向かえば桐生辻方面へ向かうようであるが、今回は分岐を右折れして綺麗に整備された石の階段を下り狛坂寺跡方面へと向かった。快適な尾根道をしばらく歩いて行くと

14:17 重ね岩  14:19 快適な尾根道が続く   14:20 直角に左へ曲がる場所 
まもなく大きな岩が二段に重なった「重ね岩」が現れた。重ね岩を過ぎても快適な尾根道が続く。
やがて道が直角に左へ曲がり尾根道から外れる辺りで前方が開け

14:21〜14:25 ここが国見岩かな    
ベンチのある見晴しの良い場所へ到着した。おそらくここが国見岩だと思われる。

西方向、目の前にデッカイ奇岩とその向こうに新名神高速道路を望むことができる素晴らしい眺めである。

(国見岩からの展望。南西方向から北西方向に掛けての眺め)  
目の前にデッカイ奇岩と湖南アルプスの笹間ヶ岳や堂山(左)と新名神(中央)の眺め。(写真拡大)

14:29 岩の間の石の階段  14:30 岩場の急坂   14:34〜14:36 狛坂磨崖仏(狛坂寺跡) 
国見岩から先、尾根筋から外れ整備された石の階段をどんどん下りやがて石段も途切れ岩場の急坂を降り切ったところで狛坂磨崖仏のある狛坂寺跡へ到着した。傍らに、磨崖仏と狛坂寺の説明看板が立てられている。

14:37 上桐生バス停方面を示す標識  14:38 苔むした石垣   14:47 シダの多い山道 
狛坂磨崖仏から先、寺跡らしき苔生した石垣の側を通り鬱蒼とした薄暗い山道を抜けシダの多い山道を歩いて行くと

14:52 桐生辻方面分岐   (分岐を振り返る)  
やがて桐生辻方面分岐へ降り立った。
ここから先は南谷林道を只ひたすら歩き出発地点である桐生若人の広場駐車場へ戻ることになる。

15:07 「警笛鳴らせ」の道路標識  15:09 「前方左カーブ」の道路標識   15:12 水晶谷線・耳岩方面分岐 
途中、本当に過去に車が走っていたのかと思われるほど荒れた林道に立てられた道路標識を見ながらノンビリとした林道歩きで、右手に「水晶谷線・耳岩方面」への分岐を通り過ぎ

15:17 新名神の高架  15:20 高架を潜り抜けたところ   (ガードレールに張られた案内テープ) 
しばらく行くと新名神高速道路が現れる。新名神の高架下を潜り抜け

15:25 緑の綺麗な林道  15:27 逆さ観音への分岐   15:29 逆さ観音  
草津川に沿って緑の綺麗な林道を歩いて行くとやがて逆さ観音への分岐が現れる。少し寄り道にはなるがここは一旦逆さ観音へ立ち寄ることにした。分岐を右折れして木橋を渡ったところが「逆さ観音」である。傍らには逆さ観音の説明看板が立てられていた。

15:33 バス停方面への分岐  15:36 林道を歩く   15:40 オランダ堰堤  
逆さ観音から一旦先ほどの分岐まで戻り再び林道を歩いて行くとまもなく分岐が現れる。
傍らの案内板に駐車場とバス停を示すプレートが打ち付けられており、そのプレートに従い分岐を左方向へ向かうとまもなく
オランダ堰堤へ到着した。綺麗な堰堤で傍らにオランダ堰堤の説明看板が立てられている。

15:40 石畳を渡る  15:43 桐生若人の広場   15:46 駐車場へ戻る  
オランダ堰堤下流に敷かれた石畳を歩き草津川を渡り左手に桐生若人の広場を通り過ぎたところで駐車場へ戻り着き今回のハイキングは無事終了した。



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