牛松山〜明智越ハイキング牛松山〜明智越ハイキング

牛松山〜明智越ハイキング

(国分バス停〜牛松山登り口〜牛松山三角点(629.2)〜金比羅神社〜石の鳥居(表参道)〜明智越登山口〜神明峠分岐〜水尾分岐〜保津峡への分岐〜舗装道〜JR保津峡駅)


平成19年2月24日(土)
出発:国分バス停(10:30)
(国分バス停へは:JR嵯峨野線_亀岡駅下車。駅前から京阪京都交通株式会社亀岡ふるさとバス「千歳 JR千代川行き」に乗車。国分バス停まで約10分)
国分バス停−[養仙寺、愛宕神社を経て_25分]→牛松山登り口−[59分]→亀岡テレビ中継所−[5分]→牛松山三角点(629.2)−[3分]→NHKパラボラアンテナ(牛松山山頂_636?)−[3分]→金比羅神社−[56分]→石の鳥居(表参道)−[27分]→明智越登山口−[42分]→峯の堂跡−[5分]→鐘撞堂跡−[18分]→土用の霊泉−[6分]→神明峠分岐−[21分]→水尾分岐−[28分]→保津峡への分岐−[12分]→舗装道−[35分]→JR保津峡駅
到着:JR保津峡駅(17:04)
     [ ] 内の時間は実歩行時間で休憩時 間は含んでいません。
歩行時間 : およそ 5時間45分 + (休憩 49分) ⇒ 所要時間 : 6時間34分
歩行距離 : およそ 13.3km(GPSナビの距離データ)
 地図表示  断面図表示

今回は保津川下りで知られる京都府亀岡市の北東に端正な山容を見せ丹波富士の異名を持ち登山道もしっかりしており初心者にはうってつけの山でほとんどが自然林の中の山歩きで展望は少ないが気持ちのよい山歩きができるという牛松山(標高629m)と明智光秀が本能寺攻めした時に軍を分けて京へ向かったとされる歴史の道の一つである明智越へ向かった。
久しぶりの公共機関の利用である。自宅を7時50分に出発し電車を乗り継ぎJR亀岡駅へ着いたのが10時10分。駅前から亀岡ふるさとバス(10時15分発)に飛び乗りスタート地点である国分バス停へ到着したのが10時25分。
  
 10:25〜10:30 国分バス停
 10:31
国分バス停 養仙寺方面へ向かう
バス停前の自動販売機で飲み物を調達したあと早速牛松山へと向かうことにした。(写真拡大)
舗装道(バス道)を少し戻ったところに養仙寺への看板があり、まずはその看板に従い養仙寺方面へ向かうことにした。
 10:33
 10:35
前方に牛松山を望む 養仙寺への案内標識
前方にこれから向かう牛松山を望むことができた。
しばらく行くとT字路に突き当たり左右どちらの道を辿っても養仙寺へ向かうことができるようだが我々は右方向を選択して養仙寺へ向かうことにした。
 10:36
 10:37 養仙寺
もうすぐ養仙寺 養仙寺
道なりに少し進むとすぐに
養仙寺へ到着した。(写真拡大)
(養仙寺は亀岡七福神の一つでほていさんのお寺と言われているそうである。)
 10:40
 10:41
養仙寺の右側を進む。結果行き止まり 養仙寺の境内
養仙寺の右側に付けられた道を辿ることにしたがこれが間違いですぐに人家に突き当たり前進することが出来なくなった。
止むを得ず養仙寺の境内を通り抜け一旦先ほどの養仙寺の門前(10:37地点)まで戻り
 10:43
 10:45 愛宕神社
養仙寺の左側に続く舗装道を歩く 愛宕神社
再び養仙寺の左側に続く舗装道を歩き牛松山の登山口へと向かった。この時点で約5分程のロスである。
最初から左側に続く道を選択されていたさんぞうさんの姿は全く見えない。
舗装道をしばらく歩いて行くとまもなく愛宕神社の鳥居前へ辿り着いた。(写真拡大)
(既に到着されていたさんぞうさんは我々の待ち時間を利用して愛宕神社へ立ち寄られ今日の山行の無事をお願いされていたようである)
 10:46
 10:49
愛宕神社前の綺麗な道(和らぎの道?) 林道へ入る
我々は愛宕神社へ立ち寄る間もなく神社前に続く綺麗な道(和らぎの道?)を少し北方向へ歩き
すぐに綺麗な道(和らぎの道?)とも別れ右の林道を歩くことになる。
 10:52
 10:54 牛松山登り口
千歳第二水道簡易配水地 牛松山への登り口
途中右手に千歳第二水道の簡易配水地を過ぎるとまもなく
右手に黄色い鉄のゲートが現れるがそこが牛松山への登り口で、傍らの木に牛松山の山名プレートが取り付けられている。
 10:57
 11:03
登山道へ入るといきなりの急坂が続く 延々と続く急坂を登る
登山道へ入るといきなり杉林の中の急登りとなり
延々と続く急坂をマイペースを保ちながら只ひたすら登ることになる。
 11:15
 11:18
やや緩やかな上り 平坦な道となる
登山道へ入りおよそ25分ほどの急登りも終わりやっとのこと登りも緩やかになり
しばらく平坦な道となるが、
 11:20
 11:34
再び急登り 激登り
それも束の間で再び急登りが始まる。
延々と続く急坂を只ひたすら登り続けることになり、
 11:44
 11:51
鉄パイプの柵 もうすぐテレビ塔
途中、何のために付けられたかよく分からない鉄パイプのゲートを通り過ぎると
徐々に登りも緩やかとなり
 11:54〜11:57 亀岡テレビ中継所
 12:00
亀岡テレビ中継所 牛松山三角点への途中
まもなく亀岡テレビ中継所へ到着した。(写真拡大)
 (画像にマウスポンタを当てて下さい)
中継所を過ぎるとまもなく右方向への道が現れる。
 12:02〜12:05 牛松山三角点
 (12:03)
牛松山三角点(629.2) 三角点にある山名プレート
右へ入るとすぐに牛松山の三角点(標高629.2m)が打たれている小さな広場へ到着した。(写真拡大)
傍らの木に取り付けられている山名プレートには標高636mと書かれているがこの先にあるNHKのパラボラアンテナの場所の方が明らかに標高が高くなっている。
この山名プレートを取り付けられた方は三角点のある場所を山頂と思っておられるのかも・・・。
 12:06
 12:08〜12:12 パラポラアンテナ(標高636mピーク?)
パラボラアンテナへの途中 パラボラアンテナ(ここが山頂_標高636m?かな)
三角点から先、やや平坦な山道を北東方面に歩いて行くとまもなく
標高が一番高くなっている(標高636m?)NHKのパラボラアンテナの場所へ到着した。(写真拡大)
 (12:09)
 12:13
北東方向愛宕山の稜線 金比羅神社への途中
粉雪がチラつく中、パラボラアンテナの金網越しに北東方向に愛宕山の山並みを薄っすらと望むことができた。
パラボラアンテナから南東方向に少し下るとすぐに
 12:15〜12:44 金比羅神社
  
金比羅神社
金比羅神社へ到着した。(写真拡大)
辺りは粉雪が舞い身体に感じる寒さも半端ではない。境内にある小屋の中では先客が宴会?をされていたが、外で食事を摂るには余りにも寒く宴会の中に割り込む形になったが小屋の片隅をゆずって頂き昼食タイムとした。

食事も終わり寒さも増してきたことから早々と支度を整え金比羅神社を後にすることにした。金比羅神社からの帰路は表参道を一旦保津集落まで下り、そこから再び明智越を歩いてJR保津峡駅へ向かう予定である。

まだ宴会状態が続いている先客に簡単な挨拶を済ませ、
 12:45
 12:48
南方向に続く表参道 整備された丁石道
南方向に続く表参道を下りることにした。
道は綺麗に整備されており急坂ではあるが歩き易い道である。
 12:56
 13:06
南方向、亀岡市街方面の眺め 十一丁石
途中、南方向の展望が開けた場所から見える亀岡市街方面の眺めを楽しみながら
快適な丁石道を下りることになる。(画像は十一丁石辺り)
 13:18
 13:23
南西方向の見晴しのいい場所 左手(東方向)に明智越の稜線
しばらく下りて行くと再び展望の開けた場所へ到着し南西方向に広がる亀岡市街の眺めを楽しむことができた。
途中、左手(東方向)にこれから辿る明智越の稜線を眺めながら
 13:31 途中の鳥居
 13:39
途中の石の鳥居 右手眼下に駐車場所
石の鳥居を通り過ぎ(写真拡大)
右手眼下に駐車場が見えてくると
 13:40 石の鳥居
  
表参道登山口の石の鳥居
すぐに表参道登山口の石の鳥居が現れる。(写真拡大)

鳥居をくぐり舗装道へ降り立てば牛松山のハイキングは終わりとなるが、ここから先明智越を歩くため登山口である簾戸口へと向かうことにした。
目の前に続く舗装道を直進し
 13:42 福性寺
 13:48
福性寺 竹薮に沿って左折れする
右側に福性寺を見ながら
途中、竹薮の途切れたところを左へ曲がり
 13:48
 13:52
竹薮のトンネル 小さな川に架かる橋
竹薮のトンネルを通りどんどん歩いて行くと
やがて小さな橋が現れる。橋を渡ると
 13:54
 13:55
突き当たりのT字路 前方にこれから辿る明智越の稜線
まもなく道は突き当たり、そのT字路を左折れすることになる。
前方にこれから辿る明智越の稜線を眺めながらしばらく行くと
 13:59 またぎ茶屋
 14:00
またぎ茶屋 またぎ茶屋のT字路を右へ折れる
またぎ茶屋へ突き当たる。(写真拡大)
またぎ茶屋前を右折れし
小さな水路に沿って歩きすぐ先の突き当たりを左へ折れ
 14:02
 14:06
もうすぐ登山口 倉庫と思われる建物
東方向(山側)へ歩いて行くとまもなく
お酒のケースが積み重ねられた倉庫と思われる建物が現れる。建物の左に
 14:07〜14:10 明智越登山口
  
明智越登山口(簾戸口)
明智越の登山口がある。(写真拡大)

登山口の傍らには大まかではあるが分りやすい「明智越ハイキングコース」のマップと明智越について詳しく書かれた「明智越」の説明看板がある。またこの登山口は簾戸口とも呼ばれているようである。
 14:11
 14:13
快適な道が続く 途中の案内プレート
登山口を入ると快適な山道が続く。途中左手に 「この奥20m先に 貴船神社 愛宕神社 」 と書かれた建て看板があったが ”この奥20m先” には神社など影も形もなかった。 ひょっとして神社跡のことではないのだろうか???
落葉の敷き詰められた快適な山道をしばらく歩いて行くと
 14:18
 14:19
大見晴し(帯解け) 南西方向の展望
大見晴しと呼ばれる場所へ到着した。立て看板には 「この上 大見晴し(帯解け)」 と書かれているが”この上”とは何処を指しているのか定かではなくさんぞうさんが上方の藪へ入って行かれたがそれらしき場所は見当たらなかったようである。いかようにも判断できるややこしい説明は避けて解かり易く記述できないものかと思った。
大見晴しの建て看板のある場所は南側の木々が伐採され南から南西方向にかけての眺めを楽しむことができた。
 14:28
 14:34
只ひたすら登る 随所に設置された案内プレート
途中、山道はV字状に抉れたところもあるが歩き難い程ではない。どちらかと言えば快適な山道であるが一度下山してからの再びの登りは足腰に結構辛いものがあり、マイペースを保ちながら只ひたすら登り続けることになる。
途中随所に設置された案内プレートを確かめながら
 14:46
 14:52〜14:55 峯の堂
快適な山道 峯の堂跡
快適な山道をひたすら登り続けること
登山口からおよそ30分ほど要してやっとのこと「峯の堂(むねんどう)」と呼ばれる場所へ到着した。(写真拡大)
傍らにある峯の堂の説明看板には 「・・・眺望絶佳なる山の頂に・・・老木にかこまれた塚状の円丘を「峯の堂」と呼ぶ。」 との記述があるが辺りを探索するも塚状の円丘を見つけることができなかった。
 15:00 鐘撞堂跡
 15:01
鐘撞堂跡 鐘撞堂跡のプレート
峯の堂を過ぎると登りも緩やかになりしばらく行くと「鐘撞堂跡」へ到着した。(写真拡大)
傍らにある看板に 「此の辺り 鐘撞堂跡 この左上」 と書かれているが、付近を確かめても鐘撞堂跡らしき痕跡を見つけることができなかった。
 15:09
 15:17 土用の霊泉
平坦な山道 土用の霊泉
鐘撞堂跡を過ぎると道は平坦となり、快適な山道をしばらく歩いて行くと
やがて「土用の霊泉」へ到着した。(写真拡大)
傍らにある説明看板に 「・・・このような高所にどうして清水が涸れないのか誠に不思議な・・・」 と書かれているが、辺りを見渡しても湧き出ている清水は何処にも見当たらなかった。
 15:28 明神峠分岐
  
神明峠分岐
土用の霊泉から快適な山道をしばらく歩いて行くとやがて神明峠への分岐へ到着した。(写真拡大)

左方向へ進めば明神峠方面であるが今回は保津峡へ向かうため分岐にある案内プレートに従い右方向へ下り水尾・保津峡方面へ向かうことにした。
 15:31
  
南東方向の展望のいい場所
分岐からしばらく行くと先を歩いていた同行者の一人が谷方向(南東方向)を向いて立ち止まっているではないか。私もすぐに追いつき南東方向を眺めるとなんと今回歩き出して始めて見る素晴らしい展望が目の前に広がっている。
 15:32
南東方向、保津峡駅方面、482m峰を望む
水尾分岐への途中、展望のいい場所から南東方向、保津峡方面の482m峰(中央)を望む。 ⇒ (パノラマ拡大)
 15:37
 15:44
快適な山道 北北東に愛宕山の稜線
少しの間展望を楽しんだあと再び快適な山道をしばらく歩き
やがて尾根筋に出ると左方向(北北東)に愛宕山の美しい稜線を望むことができ、稜線を楽しみながら歩いて行くと
 15:49 水尾分岐
 (水尾分岐にある案内プレート)
水尾分岐 分岐の案内プレート
まもなく水尾と保津峡への分岐へ到着した。(写真拡大)
木に取り付けられた「案内プレート」
 15:51
 15:59
プレートに従い保津峡方面へ向かう 快適な山道
木に取り付けられた案内プレートに従い分岐を右折れして保津峡方面へ向かうことにした。
快適な山道をしばらく歩いて行くと
 16:05 標識が無い分岐
 16:10
プレートに従い保津峡方面へ向かう 途中の鉄塔
やがて左方向への分岐が現れた。(写真拡大)
分岐には特に案内標識など無いが火の用心の支柱に行き先が書かれていたのでこの分岐を左へ下り保津峡へと向かった。
分岐からしばらく歩いて行くとまもなく小さな広場になっている送電鉄塔下へ到着した。鉄塔下からは北方向の展望が開け愛宕山方面の美しい稜線を望むことができた。
 16:13
 16:15
V字状に抉れた山道 少し広くなった見晴しのいい場所
鉄塔を過ぎV字状に抉れた山道を下りて行くと
程なく保津峡コースと合流した。
 16:16
  
南方向、保津峡に架かる鉄橋
合流地点は南方向の展望が開け保津峡に架かるJRの鉄橋など長閑で美しい風景を楽しむことができた。(写真拡大)

すでに午後4時も過ぎているので素晴らしい眺めを何時までも楽しんでいることもできず
 16:17 保津峡への分岐
 (分岐にある標識)
保津峡への分岐 保津峡を示す道標
すぐ先にある分岐を左方向へ下り保津峡方面へ向かうことにした。
「分岐の傍らにある道標」
 16:23
 16:27 舗装道へ出る
谷筋の杉林を歩く 舗装道へ飛び出す
途中の道は倒木で遮られ多少荒れ気味ではあるが沢沿いを歩くしっとりとした感じの山道である。しばらく歩いて行くとやがて
前方が明るくなりまもなく舗装道へ飛び出した。(写真拡大)
ここから先は
 16:30
 16:38
舗装道を歩く 府道50号へ突き当たる
只ひたすら舗装道をのんびりとJR保津峡駅まで歩くだけである。
舗装道をしばらく歩いて行くとやがて府道50号に突き当たる。突き当たりに立てられた手作りの標識には 「左:柚子の里 右:JR保津峡駅」 と書かれておりその標識に従い
 16:40
 16:58
府道50号を歩く 保津峡橋
府道50号を右折れして保津峡駅へと向かった。
しばらく歩いて行くとやがて正面に赤い綺麗な保津峡橋が現れる。
 17:01
 17:04
府道50号を歩く 保津峡橋
橋を渡り保津峡の美しい風景を眺めながら歩いて行くと
まもなくJR保津峡駅へ到着し今回のハイキングは無事終了し(写真拡大)
  
  
京都方面に乗車
少しの待ち時間で程なくホームに入ってきた電車に飛び乗り家路に着いた。


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