金剛山(太尾道)ハイキング(水越川公共駐車場〜太尾塞跡〜大日岳(1094)〜金剛山頂(国見城跡_1125)〜大日岳(1094)〜太尾塞跡〜カヤンボ〜水越峠〜水越公共駐車場)

金剛山(太尾道)ハイキング

(水越川公共駐車場〜太尾塞跡〜大日岳(1094)〜金剛山頂(国見城跡_1125)〜大日岳(1094)〜太尾塞跡〜カヤンボ〜水越峠〜水越公共駐車場)


平成19年1月7日(日)
出発:水越川公共駐車場(09:00)
水越公共駐車場−[2分]→登り口−[84分]→太尾塞跡−[24分]→六道の辻?−[18分]→大日岳(1094)−[12分]→売店−[2分]→金剛山頂(国見城跡)−[2分]→売店−[13分]→大日岳(1094)−[14分]→六道の辻?−[17分]→太尾塞跡−[52分]→カヤンボ−[5分]→金剛の水−[34分]→水越峠−[8分]→水越峠バス停−[2分]→登り口−[2分]→水越公共駐車場
到着:水越川公共駐車場(15:48)
     [ ] 内の時間は実歩行時間で休憩時 間は含んでいません。
歩行時間 : およそ 4時間51分 + (休憩 1時間57分) ⇒ 所要時間 : 6時間48分
歩行距離 : およそ 10.3km(GPSナビの距離データ)
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今回の山歩きは昨年11月に霊仙山へ出掛けて以来の久々の山歩きで今年の初登山でもある。
年末年始に掛けて暖かい日が続いていたがようやく近畿地方にも寒波が訪れ雪景色が楽しめる時がやってきたようである。前日の天気予報では日曜日は風が強く大荒れの一日となる予報ではあったが雨が降らなければ良しと考え、昨年12月にリンク友のKENさんが登られた時のルートを参考に以前から計画していた金剛山の樹氷鑑賞へと向かったのである。
今回は富田林に住む義兄夫婦も同行することになり総勢4名での山歩きとなり自宅を7時5分に出発し途中義兄宅へ立ち寄り合流したあとスタート地点となる水越峠方面へと向かった。R309を御所方面へ向かい水越トンネルには入らずトンネル手前を右に折れ旧R309を少し走って今回のスタート地点である水越川公共駐車場へ到着したのが8時50分。
 08:50 〜9:00
 09:00
水越川公共駐車場 東尾根登り口へ向かう
普段はこの駐車場も満車になるのだろうが今日は天候も悪く登山者も少ないのか駐車スペースは充分に空いていた。早速準備を整え東尾根の登り口へと向かった。(写真拡大)
駐車場へ到着した時はまだ雪は降っていなかったが歩き出すと同時に粉雪がチラついてきた。登山途中の素晴らしい雪景色を想像しながら登り口へと向かった。
 09:02
  
水越川公共駐車場
水越川公共駐車場から水越峠バス停方面へ少し行ったところの右側に東尾根の登り口がある。(写真拡大)
 09:08
 09:17
杉林の丸太階段を登る あ〜しんど少し休憩
登り口からしばらくはなだらかな坂道が続くがすぐに急な登りとなり、
途中、立ち休憩をしながら杉林の中の急坂をどんどん登ることになる。
 09:30
 09:31
急坂を登りきる 平坦な山道
やっとのこと急坂を登り切ると
平坦な尾根筋へ辿り着くが、尾根へ出るといきなり凄い強風が吹き荒れている。この辺りから粉雪混じりの横風をまともに身体に受けながらの山歩きとなる。
 09:48
 09:56
細い山道を歩く 再び登り
横殴りの強風と戦いながら山道を歩くことになるが、横風が遮られる山肌を歩く時は今まで吹いていた強風が嘘のように静まりかえっている。
足下に注意しながら細い山道をしばらく歩いて行くと
道は再び急な上りとなり横殴りの風との戦いが始まる。
 10:06
 10:14
粉雪混じりの尾根道を歩く 再び登り
上り坂を登り切ると再び平坦な尾根道となるが粉雪混じりの横殴りの強風はいっこうに治まりそうにない。
この辺りまでくれば山道にも薄っすらと雪が積もりかけている。持参したナビを確認したところ入力しておいた735ピークのポイントは既に通り過ぎているではないか、雪と強風に気を取られいつの間にか通り過ぎていたのである。
平坦な尾根道が終われば再び上りで、ここから先太尾塞跡まで急坂が延々と続く。
 10:26
 10:33
太尾塞跡への最後の登り_1 太尾塞跡への最後の登り_2
山道の積雪はどんどん多くなっている。
相変わらず横殴りの強風と戦いながらの激登りである。木に縛り付けられたロープを頼りにやっとのこと急坂を登り切りると、
 10:39
 10:41〜10:46 太尾塞跡
太尾塞跡への平坦な道 太尾塞跡
上りも緩やかになり、雪の降り積もった山道をしばらく行くと
まもなくカヤンボからの登山道が合流している「太尾塞跡」へ到着した。(写真拡大)
傍らの木に手製の標識が吊るされており
「左:水越峠 右:金剛山頂」と書かれている。少しの休憩後、標識に従い金剛山頂方面へと向かった。
 10:48
 10:56
金剛山頂への平坦な道 途中の杉林
金剛山頂への道は少しの間平坦な道が続くが
しばらく行くと徐々に登りの傾斜もきつくなり
 11:02
 11:10 六道の辻?
杉林の中の急坂を登る ここが六道の辻かな?
再び杉林の中の急坂登りが始まる。
急坂を登り切ると左右への分岐がある平坦な場所へ到着した。事前に入力しておいたナビ情報を確認すると「六道の辻」を示しているのでおそらくこの場所が「六道の辻?」と思われるが辺りには標識もプレートも何もない。(写真拡大)
ナビのルート情報を確かめこの分岐を左方向へ進み大日岳方面へと向かった。
 11:18
 11:23
快適な雪道を歩く 笹道を歩く
雪の降り積もった山道は快適であるが、粉雪混じりの横殴りの強い風が相変わらず吹きつけてくる。歩いているので寒さは然程感じないが頬は氷のような冷たさで既に眉毛は凍っている。
雪の降り積もった快適な山道をしばらく行くと
 11:26
 11:28〜11:33 大日岳(標高1094m)
快適な雪道を歩く 笹道を歩く
再び急坂が現れる。最後の力を振り絞り急坂を登り切ったところが
大日岳(標高1094m)のピークである。(写真拡大)
辺りの木々の綺麗な霧氷を観ることができるが残念なことに展望はまったくない。
 11:33
 11:34
ススキの台地 金剛山頂への山道
大日岳の山頂でしばらく霧氷を楽しんだ後金剛山へと向かった。ススキの生える山頂広場を通り過ぎ
杉林の道を歩いて行くと
 11:36
 11:40
途中のY字状の分岐 金剛山頂への山道
途中、Y字状の分岐が現れるがここは右方向の道を選択して金剛山へ向かうことにした。
途中の霧氷を楽しみながらしばらく歩いて行くと
 11:42
 11:43 出てきた所を振り返る
途中のY字路 金剛山頂への山道
前方に社務所の屋根が見えてきた。
社務所の横に付けられた路地のような道を通り抜けると社務所前の広場へ飛び出した。
(画像は振り返って写した路地のような道、路地を挟んで右が社務所で左が売店)
 11:44
 11:44 転法輪寺
社務所 転法輪寺
「社務所」
社務所のすぐ横には「転法輪寺」がある。(写真拡大)
 11:45
  
売店前の広場
いつもなら転法輪寺や社務所から売店に掛けての広場は多くの登山者で賑わっているが、今日は大荒れになるとの天気予報の影響か登山者の姿はかなり少ない。
 11:45〜13:10 売店を前昼食
  
売店
売店の前をそのまま少し進めば「国見城跡」であるが、国見城跡へは帰路で立ち寄ることにしてまずは売店前の軒下を借用しての昼食タイムとした。カップラーメンとおにぎりだけの質素な昼食ではあるが山の上で食べる食事は何故にこれだけ美味いのか不思議である。

義兄夫婦とは久しぶりの再会で、食事をしながらわいわいがやがやと楽しい会話を進めているとあっという間に1時間半が過ぎ去ってしまった。
身体も徐々に冷え寒くなり始めたので早速帰り支度を済ませまずは「国見城跡」へ向かうことにした。
 13:11
13:12〜13:14 金剛山頂_国見城跡(標高1125m)
国見城跡下の広場 金剛山頂(国見城跡)
途中国見城跡下の広場付近の綺麗な雪景色を眺めながら少し行くと
すぐに「金剛山頂(標高1125m)」の看板と時計台のある国見城跡へ到着した。(写真拡大)
今日のこのお天気では当然のこと目の前はグレー一色で展望は全くない。
 13:14
 13:17
ひとっこ一人いない国見城跡広場 帰路_社務所横の路地のような道
国見城跡広場にもひとっこ一人いない。広場付近の綺麗な霧氷を楽しんだ帰路に着くことにした。
国見城跡からの帰路は往路と同じ道を一旦太尾塞跡まで戻り、そこから先カヤンボを経て水越峠へ降り立ち旧R309を駐車場所まで戻ることにした。
売店前を通り社務所横の路地のような道を再び戻り
 13:20
 13:26
帰路_大日岳への途中_1 帰路_大日岳への途中_2
来た道を大日岳へ向かうことになるが往路で歩いた時より積雪が多くなっているようである。(画像は11:40と同じ場所)
周りの霧氷を楽しみながら歩いて行くと
 13:28
 13:29 帰路・大日岳
帰路_大日岳のススキの生える広場 帰路_大日岳
すぐに大日岳の広場へ到着した。
大日岳を通り過ぎると
 13:30
 13:41
帰路_六道の辻?への途中、急坂を下りる 帰路_六道の辻?への途中、杉林を歩く
往路で登ってきた急坂を下りることになる。
  (画像は11:26と同じ場所を下る)
急坂を下り杉林の中の平坦な道をしばらく歩いて行くと
 13:43 帰路・六道の辻?
 13:45
帰路_六道の辻? 帰路_太尾塞跡途中、杉林を下る
やがて見覚えのある「六道の辻?」と思われる場所へ到着した。
六道の辻?を過ぎると杉林の中の急坂下りとなる。
  (画像は11:02と同じ場所を下る)
 13:53
 14:00〜14:03 帰路・太尾塞跡
帰路_太尾塞跡への途中、快適な山道を歩く 帰路_太尾塞跡
急坂が終わると快適な山道を歩きとなる。雪景色を楽しみながらしばらく歩いて行くとやがて
太尾塞跡へ到着した。
分岐を左方向へ下れば往路で登ってきた激登りを下りることになるが今回は少し遠回りではあるがここを直進してガンドバコガルートをカヤンボ方面へ向かうことにした。
 14:08
 14:14
杉林の中の緩やかな坂道を下る カヤンボへの途中の山道
太尾塞跡を直進するとすぐに杉林の中に続く緩やかな坂道を下りることになる。杉林へ入ると尾根から外れるので今までの強風が嘘のように静まり返っている。
しばらく行くとやがて杉林も途切れ前方が少し開けた場所へ到着するが展望を楽しめるほどではない。
 14:25
 14:40
途中の壊れかけた木の橋 幅の広い林道
足腰に負担のない緩やかに続く快適な山道をどんどん下りて行くと
やがて道幅の広い林道歩きとなる。
 14:49
 14:55 カヤンボ
久々の展望_南方向 カヤンボ
林道をしばらく歩いて行くと南方向の展望が開けた場所を通過することになるが、駐車場をスタートして久々の展望である。
真正面(南方向)の風景を楽しみながら歩いて行くと左へ大きくカーブしたところで
右手に橋が現れカヤンボへ到着した。(写真拡大)
右方向からダイトレが合流しており傍らの道標には
「直進:水越峠を葛城山 4.5km 右:金剛山・葛城神社 3.0km」と書かれている。
 14:59
 15:00 金剛の水
もうすぐ金剛の水場 水場_金剛の水
カヤンボから少し行くと
左側に金剛の水と呼ばれている水場が現れる。(写真拡大)
 15:04
 15:25
途中の道標 前方に葛城山を望む
水場を過ぎてしばらく行くと左手に道標が現れる。その道標には「水越峠 1.5km」と書かれており水越峠まであと一息である。
道標を過ぎると積雪も少なく途中アイゼンを外し足取りも軽くガンドガコバ林道(ダイトレ)をしばらく歩いて行くと視界が開け前方に大和葛城山を望むことができた。久々の展望である。
 15:31
 15:36 水越峠
もうすぐ水越峠_北西方向 車止めのある水越峠
林道はやがて地道から舗装道へ変わりしばらく行くと
まもなく車止めのある水越峠へ到着した。(写真拡大)
 15:35
 15:39
旧R309 旧R309を駐車場へ向かう
車止めを過ぎるとすぐに旧R309へ突き当たる。水越川公共駐車場へ戻るにはここを左へ曲がり
車道をしばらく歩くことになり
 15:44 水越峠バス停
 15:46
水越峠バス停 東尾根の登り口
途中「水越峠バス停」を過ぎると
(バス時刻表拡大)・・・実際に利用される場合は確かな情報を確認して下さい。
すぐ左手に往路で入った東尾根の登り口が現れる。
 15:48
  
水越川公共駐車場へ戻る
登り口を通り過ぎると左側に水越川公共駐車場が現れ、無事駐車場へ戻り着き今回の耐寒ハイキングは終了した。

帰りに義兄宅へ立ち寄り身体の芯まで温まる美味しいうどんをご馳走になりお腹満腹で家路に着いた (^ー^ )♪。


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