白滝山ハイキング(駐車場所〜伊藤新道出合〜牛コバ〜夫婦滝〜オトワ池(〜長池〜オトワ池)〜白滝山(1022)〜ワサビ大滝〜伊藤新道出合〜駐車場所) |
平成18年5月28日(日) |
出発:地主神社前の駐車場所 |
駐車場所(10:00)−[33分]→三ノ瀧入口−([2分]→三ノ瀧−[3分]→三ノ瀧入口)−[7分]→伊藤新道出合−[15分]→牛コバ−[58分]→スベリ石−[40分]→夫婦滝口([5分]→夫婦滝−[7分]→夫婦滝口)−[すぐ]→打見山分岐−[25分]→オトワ池([12分]→長池−[10分]→オトワ池)−[10分]→白滝山(1022)−[38分]→ワサビ大滝−[22分]→伊藤新道出合−[7分]→三ノ瀧入口−[33分]→駐車場所(16:05) |
到着:地主神社前の駐車場所 |
[ ] 内の時間は実歩行時間で休憩時間は含んでいません。 |
歩行時間 : およそ 5時間27分 + (休憩 38分) ⇒ 所要時間 : 6時間05分(三ノ瀧往復、夫婦滝往復、長池往復含む) 歩行距離 : およそ 11.5km(GPSナビの距離データ) 地図表示 |
今回は比良山系の第2の高峰・蓬莱山の北側に位置し蓬莱山の賑わいとは対照的に静かな山歩きができ涼しい沢沿いの山道歩きや豪快な滝見物などが楽しめるという「白滝山(標高1022m)」へと向かった。 自宅を8時00分に出発し枚方東ICから巨椋池ICまで第二京阪を利用して京都へ向かい京都市内から鴨川沿いを北上しやがてR367に合流すると車も少なくなり途中比叡山や蓬莱山の山並みを眺めながらの快適なドライブで登山口のある坊村の地主神社前の駐車場所に到着したのが9時45分。 |
10:00 地主神社前の駐車場所 |
10:01 |
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地主神社前の駐車場所は7〜8台の駐車スペースがあるが既に数台のクルマが停まっていた。残りの空きスペースにクルマを止め準備を整え白滝山へと向かうことにした。(写真拡大) |
駐車場所の前が分岐となっており直進して赤い橋を渡れば御殿山コースでワサビ峠を経て武奈ヶ岳へ向かうのだが、今回は白滝山へ向かうため分岐にある道標に従い右折れしてして三ノ滝方面へ向かうことにした。 |
10:01 |
10:06 |
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分岐にある石標には「左:明王院 右:明王谷林道」と刻まれている。川沿いの舗装された明王谷林道をしばらく行くと |
道は大きく右へ曲がり車止めが現れる。ここから先は沢から離れ緩やかな登りの舗装道を歩くことになる。 |
10:11 |
10:24 |
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途中、東方向におそらくワサビ峠へ続く山並みであろうか美しい山並みを望むことができた。(写真拡大) |
緩やかな登りの曲がりくねった林道をどんどん歩いて行くとやがて道は舗装道から地道へと変わり |
10:27 護摩堂 |
10:28 |
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しばらく行くと右手に「護摩堂」が現れる。 ⇒(読み難い護摩堂の説明看板) |
後を振り返れば北西方向の美しい山並みを望むことができた。 |
10:31 |
10:32 |
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護摩堂を過ぎしばらく行くと |
カーブミラーがあり大きく右へ曲がる辺りに大勢の人だかりができている。今日初めて会う登山者である。 |
10:33 三の滝降り口 |
10:35 |
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そこは三ノ滝への降り口で、皆さんと挨拶を交わしたあと細い階段道を三ノ滝へと降りて行くと |
すぐに小屋が現れ目の前に |
10:35〜10:40 三の滝 |
10:40 |
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落差20メートル程の豪快な三ノ滝が現れた。(写真拡大) |
しばらく滝を眺めていると先ほどのグループさんが降りてきたので場所を譲り三ノ滝を後にし再び先ほどの降り口まで戻ることにした。 |
10:46 |
10:50 伊藤新道出合 |
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一旦三ノ滝の降り口まで戻ったあと再び緑の美しい林道を歩いて行くとやがて |
伊藤新道出合へ到着した。(写真拡大) 右方向へ細い山道が分岐しており登り口には「白滝山コース」の案内プレートがありワサビ谷を経て白滝山へ向かう登山道であることが判断できる。このコースは帰路で下りてくる予定であることから今回は出合にある道標に従い林道を直進して牛コバ方面へ向かうことにした。 |
10:55 |
10:56 |
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しばらく行くとコンクリートの橋が現れる。 |
橋を渡ると左側に道標が現れ「牛コバ」かなと思ったがそれにしては到着が早すぎる。道標を確認すると「口ノ深谷 沢歩き危険 事故多発」と書かれている。どうやら口ノ深谷を経て武奈ヶ岳方面へ向かう分岐のようである。 |
11:00 |
11:05 牛コバ |
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口ノ深谷出合?を通り過ぎた辺りで先ほどの団体さんに先を譲ることになりノンビリと後を付いて行くと |
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11:07 |
11:09 水場 |
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しばらく行くと |
左手に水場が現れる。(水場拡大) 林道は水場で終わりここから先は本格的な山道となる。 |
11:13 |
11:18 |
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苔むした露岩の飛び出たしっとりとした山道をしばらく行くと |
やがて白滝谷に架かる木の橋が現れ沢の右岸から左岸へ渡ることになる。(写真拡大) |
11:25 |
11:30 |
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白滝谷の渓流のせせらぎを聞き |
苔むした美しい風景を楽しみながらの快適な山道歩きがしばらく続く。 |
11:43 |
11:45 |
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涼しい沢沿いの山道をしばらく歩いて行くとやがて道の真ん中に鉄パイプの置かれた場所へ到着した。パイプの向こうもハッキリとした山道ではあるが何とその先は崖崩れとなっており仕方なく鉄パイプまで戻りパイプに沿って造られた急な山道を登ることになる。 |
一旦沢から離れ山肌に造られた道幅の狭い危険な山道や |
11:51 |
11:53 |
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ロープの張られた滑り易い岩の上を歩いて行くことになるが |
しばらく行くと再び快適な沢沿いの山道となる。 |
11:57 |
12:03 スベリ石分岐 |
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途中、朽ちかけた木の階段を通り過ぎると |
やがて「スベリ石」のプレートのある場所へ到着したが沢へ下りて行かなかったのでどれがスベリ石かは定かではない。(写真拡大) |
12:03 |
12:06 |
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昼食タイムに丁度いい時間ではあるが先客の団体さんが岩の上で昼食をされていたのでここはもう少し先へ進むことにした。 |
再び白滝谷の美しい沢沿いの道をしばらく歩いて行くと |
12:11 白髭淵 |
12:19 |
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やがて白髭淵という標識のある場所へ到着したが、ここでも数人のグループが食事を摂られていたのでここでの昼食も諦めもう少し先へ進むことにした。 |
白髭淵を過ぎた辺りから山道は沢から離れ急なジグザグ道をどんどん登って行くことになる。 |
12:23 |
12:40 |
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途中石楠花の群生地?を通り過ぎしばらく行くとピークへ辿り着く。 |
そこから先、緩やかな下りをしばらく行くと |
12:41 |
12:43 |
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やがて木の橋が現れ橋を渡ると |
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12:45 |
12:48 |
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夫婦滝へ向かうとすぐ左側の木の枝に「夫婦滝まで約5分」と書かれたプレートが吊るされていた。 |
滝への山道を下りることおよそ5分ほどで夫婦滝の見える滝見台へ降り立った。 |
12:48〜12:53 夫婦滝 |
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目の前に落差35m程の見事な滝が現れた。雄滝と雌滝の二つの滝が並ぶ夫婦滝である。(写真拡大) しばらく夫婦滝の眺めを楽しんだ後 |
13:00〜13:15 |
13:16 打見山分岐 |
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再び先ほどの夫婦滝口まで戻り小屋付近の適当な場所を見つけて遅い昼食タイムとした。 短い食事休憩も終わり長居は無用と考え早速オトワ池へと向かうことにした。 |
食事場所(休憩小屋付近)のすぐ先に分岐があり分岐の道標には「右:音羽池 伊藤新道を経て葛川坊村 直進:打見山」と書かれており道標に従い分岐を右折れして音羽池方面へ向かうことになるが、何組かおられたグループは全員分岐を直進して打見山方面へと向かわれ、分岐を右折れしてオトワ池方面へ向かったのは私だけでありここから先不安一杯の寂しい山歩きになりそうである。 |
13:20 |
13:27 |
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分岐を右折れするとしばらくは踏み跡の少ない杉林の中を登ることになるが |
しばらく行くと杉林も途切れ、緑の美しい雑木林(実は木の名前が判らない)の道と変わる。 |
13:34 |
13:40 オトワ池 |
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オトワ池に向かっているのは私だけである。ちょっと寂しい山歩きではあるが周りの美しい風景を独り占めである。緑の美しい緩やかな登りの山道をノンビリと歩いて行くとやがて |
オトワ池へ辿り着いた。(写真拡大) 周りの風景が水面に映し出され鏡池のような綺麗な池である。 オトワ池の道標には「左:長池 右:白滝山を経て坊村(伊藤新道)」と書かれている。今回は一旦長池へ立ち寄り再びオトワ池まで戻り白滝山へ向かう予定であり、道標に従い左折れして長池へと向かった。 |
13:46 |
13:52〜13:55 長池 |
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途中沼地のような所もあり周りの緑の美しい景色を独り占めの山歩きである。緩やかなアップダウンの山道をしばらく歩いて行くとやがて |
長池へ到着した。(写真拡大) 長池は東から西に細長く西側の水面は草に覆われて池というより湿原のようになっている。本当に静かなところであるがこれだけ人に会わなければ少し心細い気もしない訳ではない。長池を写真に収めた後、先ほどのオトワ池まで戻ることにした。 |
14:05 |
14:07 |
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同じ道をオトワ池まで戻り、この分岐を白滝山へと直進することになる。 |
オトワ池から白滝山へは登りが少しきついが、美しい周りの風景に助けられ然程疲れを感じることなく登ることができた。 |
14:09 |
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途中、南東方向が小さくが開け木々の間から蓬莱山を望むことができた。山道に入って初めての展望である。(写真拡大) |
14:15〜14:20 白滝山(標高1022m) |
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ちらほらと見え隠れする眺めもそのうちに見えなくなり、しばらく登って行くとやがて正面に木に吊るされた白滝山の山名プレートが現れ白滝山山頂(標高1022m)へ到着した。(写真拡大) 山頂からの展望は周りを木々に遮られて眺めを楽しむことはできない。 山頂からの帰路は伊藤新道をワサビ大滝まで下りてワサビ谷を伊藤新道出合まで歩きそこから先は帰路と同じ道を地主神社前の駐車場所まで戻ることになる。 |
14:17 |
14:21 |
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山頂での展望を楽しむこともできないためしばらく休憩したあと傍らの木の枝に吊るされているプレートに従い「坊村」方面へと向かった。 |
山頂からしばらくは周りの緑が美しい快適な尾根道歩きとなるが |
14:27 |
14:39 |
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やがて尾根道から外れると白滝山の西斜面を下る急な下りとなる。これが伊藤新道なのかと思いながら急な下りをどんどん下りることになり |
しばらく下りて行くと急なジグザグ道となるがジグザグ道を過ぎるとやがて |
14:42 |
14:44 |
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ワサビ谷の源流?かもしれない谷筋へ降り立った。この時点で膝はガクガクである。 |
ここから先沢に沿ってしばらく下りて行くと |
14:48 |
14:50 |
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一旦沢から別れ杉林の中を下りることになるが |
しばらくすると再び鬱蒼とした沢沿いの道を歩くことになる。 |
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所々で道が崩れ道なき道をといった感じではあるが目印となるテープが大いに頼りになり事前にGPSナビに予定ルートを入力していたこともあって前進することに不安はなかった。 |
ワサビ大滝手前で道が崩れ落ちたと思われる場所の山肌を大きく回り込み崖に沿って下りて行くと |
14:58〜15:03 ワサビ大滝 |
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目の前に落差およそ20mのワサビ大滝が現れた。 (写真拡大) 滝の正面に立てばその細かい水しぶきはまるでマイナスイオンたっぷりのシャワーを浴びているようであり、その心地よい冷たさは疲れを吹っ飛ばしてくれた。 しばらく休憩したことで体力も取り戻しワサビ谷を伊藤新道出合へと向かった。 |
15:07 |
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途中の山道はシダ類も多く苔むした石(岩)が点在しガレ石の飛び出た歩きにくい山道である。 |
沢沿いの道をどんどん下りて行くことになるが所々に巻きつけてある赤いテープは大いに頼りになる。 |
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15:21 |
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山の斜面には今にも転げ落ちそうな苔むした岩がごろごろしている。 |
やがて山道は雑木林から杉林へと変わりしばらく行くと往路で通過した |
15:25 |
15:37 |
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伊藤新道出合へ降り立った。 ここから先は往路と同じ林道を只ひたすら歩き地主神社前の駐車場所まで戻ることになる。 |
途中、往路では余り気にも留めなかったが藤の花やタニウツギの花が綺麗に咲いていた。 |
(15:37) |
(15:37) |
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藤。 |
タニウツギ。 |
15:47 |
15:57 |
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途中、東方向の眺めを楽しみながら往路と同じ林道をノンビリと歩くことになり |
やがて前方に車止めが現れると道は大きく左へ曲がり |
16:01 |
16:03 |
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しばらく行くとまもなく駐車場所へ到着するが、 |
駐車場所の目の前にありながら出発時には立ち寄らなかった地主神社へ立ち寄り(地主神社の説明看板) |
16:05 |
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境内を通り神社前の駐車場所へ戻り着き今回のハイキングは無事終了した。 |