高御位山ハイキング(鹿島神社〜鷹ノ巣山〜高御位山〜北山分岐〜北山奥山〜太閤岩〜辻)

高御位山ハイキング
(鹿島神社〜鷹ノ巣山〜高御位山〜北山分岐〜北山奥山〜太閤岩〜辻)

高御位山ハイキング(鹿島神社〜鷹ノ巣山〜高御位山〜北山分岐〜北山奥山〜太閤岩〜辻) 高御位山ハイキング   HOME HOME

出発:神姫バス 鹿島神社バス停(鹿島神社バス停へは:JR山陽本線_宝殿駅下車。国道2号線沿いの「宝殿(国道側)」バス停(鹿島神社行き)から鹿島神社バス停まで約10分乗車。)
鹿島神社バス停(10:25)−[10分]→鹿島神社−[10分]→展望台(目の前が百間岩)−[25分]→別所奥山反射板−[32分]→鷹ノ巣山(四等三角点)−[15分]→桶居山分岐−[45分]→高御位山−[22分]→小高御位山?−[38分]→北山分岐−[8分]→北山奥山−[20分]→太閤岩−[20分]→辻−[35分]→JR宝殿駅(16:10)
到着:JR山陽本線_宝殿駅

歩行時間:4時間30分(食事・休憩時間は含んでいません)
歩行距離:約9.2km(GPSナビの距離データ)


マップ上の青文字をクリックして下さい。その場所の写真が表示されます。 鹿島神社バス停 鹿島神社本殿 展望台 百間岩を登る 百間岩ピークより鷹ノ巣山と遥か高御位山を望む 別所奥山反射板 鷹ノ巣山山頂(264m) 桶居山分岐への途中。高御位山を望む 桶居山分岐 高御位山への途中。岩場を登る 高御位山の岩峰ピーク 山頂からの展望、姫路方面を望む。 小高御位山?を望む このピークが高御位山かな? 北山分岐(鉄塔#24) 北山奥山(183m) 辻集落へ向う東尾根 太閤岩 辻 JR宝殿駅への途中 JR宝殿駅
今回のハイキングのスタート地点は神姫バスの「鹿島神社バス停」である。
今回は富士の山容に似ているところから「播磨富士」とも呼ばれ全山が岩山でコースの殆どから大展望が楽しむことができ、途中あちこちに岩場の登り下りもあり変化に富んだ山歩きが楽しめることで人気がある高御位山(標高304m)へと向った。
JR山陽本線の宝殿駅から南へ200m程歩き、国道2号線沿いにある神姫バスの「宝殿(国道側)バス停」からバスに乗り約10分程で今日のスタート地点である「鹿島神社バス停」に到着した。
バス停前には見上げるほどのデッカイ鳥居があり、鳥居を潜りみやげ物屋が並ぶ参道をしばらく歩いて行くと左側に鹿嶋神社の石の鳥居が現われる。右上方にはこれから登る百間岩がクッキリと見えている。鳥居を潜り石の階段を上がりきると鹿嶋神社の立派な本殿がある。
登山道へは本殿左側の赤い鳥居のある階段を上がって行くことになる。急な石の階段を上り露岩の突き出た山道をしばらく行くと豆崎奥山方面への分岐に到着する。分岐からは百間岩の全景がクッキリと見ることができ、百間岩を登るハイカーは蟻んこのようにも見える。展望台は分岐からすぐであり、展望台の前には長さ200m、高低差150mの岩場が待ち受けている。
展望台で少しの時間眺めを楽しんだ後、百間岩を登りはじめることにした。傾斜はかなりきついが滑りにくい岩なので一歩ずつ確実に足を置いていけば不安なく快適に高度を稼ぐことができる。登りきったところに送電鉄塔とその向こうに反射板がありそこからの眺めはこれから辿る鷹ノ巣山や遥か向こうの高御位山の稜線が一望でき、まさに360度の大パノラマを楽しむことができる。鷹ノ巣山は鹿嶋山とも言われておりその山容は本場鹿島槍ヶ岳そのままの双耳峰の姿で聳えている。
百間岩ピークからの眺めを充分に楽しんだあと鷹ノ巣山へ向うことにした。道は岩場の尾根道であるが展望が開けており播磨の山々や市街地の景色を眺めながらゆっくりとした足取りで歩くためか体力の衰えはさほど感じない。
岩稜の登り下りを繰り返しおよそ30分程で鷹ノ巣山(標高264m)のピークへ到着したが、他のグループが昼食で山頂部を占領していたので休む間もなく尾根道の真中にある三角点をそっと踏んでそのまま通り過ぎることにした。
山頂部からしばらく行くと右への分岐が現われる。「馬ノ背登山口」方面への分岐である。今回は高御位山へ向うためその分岐を直進することになるが道標には「高御位山まで50分」と書かれている。遥か向こうに高御位山の山容がクッキリと見ることができる。
分岐から少し行くと再び左への分岐が現れる。木には「桶居山」方面を示すプレートが吊るされている。高御位山方面へはその分岐を右へ下ることになる。道は岩場の急な下りであるが滑りにくい岩なのでユックリ慎重に降りれば特に危険はない。しばらく行くと再び「市ノ池公園」方面への右への分岐が現われる。ここでもその分岐を見送り直進して「高御位山」へと向った。
やがて展望があまり効かない雑木帯を歩くようになると、なんとこの時期に「山ツツジ」が咲いているではないか。辺りを見渡せばあっちこっちにチラホラと咲いている。この時期ツツジを観ながら山歩きできるとは・・・暖冬に感謝!!と言ったところである。
雑木帯を抜けると再び展望が開け、目の前にはこれから登る露岩帯とその後方には高御位山がハッキリと見える。一旦下り、見えていた露岩帯を登り返すとまもなく「高御位山」の山頂部(西端)である。
山頂部は広場になっており食事等大休憩にはもってこいの場所であり、広場の少し向こうには高御位山(標高304m)のピークとその横には高御位神社がある。岩峰からの展望は南側が開けておりこれから辿る小高御位山などの稜線や加古川、姫路方面などの海側の景色を一望することができる。山頂部の東側には自作のグライダーで初めて滑空に成功した場所としてその偉業と称えた記念碑「飛翔」が建てられている。
高御位山からの帰路は「小高御位山」を通り「北山分岐」を経て「北山奥山」から「辻」集落へ下りJR宝殿駅へ向うことにした。高御位神社前の階段をおよそ50メートル程下ると大きな案内板がある分岐点へ降り立つ。岩面には白ペンキの矢印で「成井」「長尾」「北山」への方向が示されている。今回は北山方面へ向うため白ペンキの矢印が示す「北山」方向へ向った。
岩面の矢印に従い岩場を一気に下ることになる。後を振り返れば「よくぞこんな岩場の急坂を降りてきたものだ」と我ながら感心するのみである。岩場の下りは暫らく続き時折足を休めて前方を眺めると、目の前にはこれから辿る小高御位山の山容や遥か向こうには北山奥山の稜線を一望することが出来る。岩場を下りきり後を振り返ると「高御位山」の岩峰と先ほど下りてきた岩場がハッキリと見ることができる。
鞍部から再び登り返すと広い岩場のピークに辿り着く。おそらく小高御位山?のピークであると思われるがプレートも何も無い。小高御位山?を越えて小さな登り下りを繰り返すとやがて送電鉄塔(#24)下の「北山分岐」へ到着した。今回は北山方面へは降りずに北山奥山方面へ向うため分岐を直進することになる。鉄塔の下を通り抜けてテレビアンテナの横を通過しおよそ10分程で北山奥山(標高183m)へ到着した。そこを直進すれば高砂市の阿弥陀町北山へ下りることになるが、今回は辻集落方面(=JR宝殿駅方面)へ向うためその分岐を左折れすることになる。
途中展望の良い尾根道からは加古川方面を一望することができる。尾根道をしばらく行くと「米相場中継所跡」の小さな案内板があり「明石と姫路の中間にあって米相場の中継をしていた・・・」旨のことが書かれている。又そこから少し下ったところに岩の上部が黄色くなった露岩があり岩の横に「太閤岩」と書かれている。説明板によると「・・・羽柴秀吉が志方城を攻めた時ここに本陣を置いてこの岩に腰を下ろして采配をとったといい伝えている。・・・」旨のことが書かれている。確かに見晴らしの良い場所である。
しばらく展望を楽しんだ後、再び快適な尾根道を歩いて行くとやがて尾根の東端に到着する。尾根歩きもいよいよ終りである。眼下には辻の集落が見渡せる。ここから先展望の無い雑木帯の中を下りることになり、つづら折れの急な坂道を下り切ると突然視界が開け辻集落の舗装道へ飛び出した。
舗装道を右に折れて真っ直ぐ歩いて行くとやがて国道2号線バイパスへ突き当たる。バイパスのガードを潜り左折れして一つ目の辻を右に曲がり道なりに歩いて行くと、やがて踏み切りが現われ踏み切りの向こうにはJR宝殿駅が見えている。辻集落の舗装道からおよそ35分程要して無事「JR宝殿駅」に到着し今回のハイキングは無事終了した。


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