泉南・飯盛山ハイキング(提灯講山〜大曲山〜泉南・飯盛山〜札立山〜平井峠分岐)
泉南・飯盛山ハイキング
(提灯講山〜大曲山〜泉南・飯盛山〜札立山〜平井峠分岐)
出発:南海本線 みさき公園駅
南海みさき公園駅(10:15)−[20分]→飯盛山登山口−[60分]→最低鞍部?−[50分]→泉南・飯盛山−[15分]→孝子札立分岐−[55分]→札立山−[10分]→反射板−[90分]→平井峠分岐−[10分]→逢帰ダム分岐−[5分]→島花橋−[15分]→南海孝子駅(17:45)
到着:南海本線 孝子駅
歩行時間:5時間30分(食事・休憩時間は含んでいません)
歩行距離:約13.1km(GPSナビの距離データ)
マップ上の青文字をクリックして下さい。その場所の写真が表示されます。
今回のハイキングのスタート地点は南海本線みさき公園駅である。
今回は紀泉アルプスの秀峰として知られ、360度の展望と一度登ったらまた行きたくなる魅力があるという泉南飯盛山(標高384.5m)へと向った。
みさき公園駅を降りてすぐ前の「岬公園駅前」交差点を渡りみさきヶ丘住宅団地に入る。しばらく行くと十字路の左手に住宅団地内の見取り図があるのでそこを左へ曲がる。道はそこから急な上り坂となり上りきったところがロータリーになっている。その十字路を左折してしばらく行くと石垣の上にフェンスの柵がある十字路へ出る。フェンスには「飯盛山コース⇒」と書かれた道標があり、その道標に従い石垣の辻を右へ曲がりしばらく行くと左手に飯盛山への登山口がある。
登山口を入るといきなりの急坂が待ち受けている。低い山ほど勾配がきついとは正にこのことである。上る途中に季節外れの紫陽花の花が一輪咲いており、ひと時の間でも疲れを忘れさせてくれたのはありがたかった。
急坂をしばらく登ると勾配も緩やかになり地肌が出たピークへ登り着く。そこからはみさき公園や遠く淡路島など海側の景色が手にとるように眺められる。
海側の景色を満喫した後、再び小松が点在する尾根道を快適に進んで行くとやがて「提灯講山」へと辿り着く・・・はずが、標識(プレート)もなく山頂の存在が判らず尾根道を通り過ぎてしまった。「提灯講山」と思われる場所からしばらく行くと見晴らしの良い台地に到着する。私の持っている資料には「飯盛山のビューポイント」と記述されており「飯盛山」のこんもりとした美しい姿が眺められる。
「最低鞍部」のポイントへは馬の背状の細い尾根道を通過して一旦岩道を下りることになる。ここもまた標識(プレート)もなく、同行者のナビ情報を元に「最低鞍部?」と思われる場所の写真を写して通り過ぎることになった。
最低鞍部?から再び「大曲山」への登り返しが始まり岩角や砂地の多いきつい急坂を登るとやがてピークへ辿り着く。ここもまた標識(プレート)もなくただ尾根道を通り過ぎることになる。上れば次は下りとなるのがあたり前であるが、このコースは上っては下り、下っては上りのうんざりするほどのアップダウンのくり返しである。
再び飯盛山への最後の上りが始まり砂地が多い急坂の雑木林を過ぎササヤブが現れてくるとようやく飯盛山山頂である。山頂は草原となっておりその眺めも素晴らしく泉南海岸のパノラマを眼下に眺めることができる。広々として気持ちのよいく展望台地はさぞかしハイカーの楽園となっていることだろう。
山頂からの帰路は「孝子札立分岐」から「高野山」を経て「高仙寺」へと向うコースもあるが、今回は「孝子札立分岐」から「札立山」を経て「平井峠分岐」へ向うことにした。しばらく行くと右手に飯盛山の説明看板がありその隣に小さな鳥居と向こうには祠が見えるが「この辺りが千間寺跡?なのだろうか」と思いながらそのまま通り過ぎた。
「札立山」の道標に従い尾根筋をアップダウンしながら進んで行くとやがて「孝子札立分岐」に到着する。右方向が「孝子観音(高仙寺)」への分岐であり、今回はこの分岐を左折れして「札立山」へと向った。ここから先、道は少し狭くなるが整備は行き届いているようである。ただ通る人が少ないのか蜘蛛の巣が顔や身体にまとわりついてくるので先頭を歩くメンバーはたまったものではないだろう。途中背丈程のササに覆われた道を歩くことになりササの葉で手や顔を切らないように注意しながら進むことになる。ササ原を抜けてしばらく行くと「逢帰ダム」を経て上孝子に出る細い道が分岐しているが、今回は札立山の道標に従い直進することにした。この分岐から約5〜6分で札立山山頂(標高349m)へ辿り着く。
山頂は南側だけの展望が開け、丸太ベンチも設置されておりベンチに座って紀ノ川越しに和歌山市内の展望を眺めながら疲れた身体をゆっくり休めるには絶好の休憩場所である。ベンチの後には三等三角点が鎮座している。
「札立山」からは次の目的地である「平井峠分岐」を目指すことになる。途中の道標も充実しており「平井峠」の道標に従って進めば迷うことはないが、相変わらずアップダウンを繰り返しながら快適な?山道を只ひたすら歩くことになる。途中反射板の側を通り過ぎ、幾つかの鉄塔下を通過し相変わらず蜘蛛の巣に悩まされながら歩くこと約1時間40分程掛かりようやく「平井峠分岐」へ辿り着いた。その分岐を真っ直ぐ行けば「平井峠」、右折れすると「孝子駅」方面であり、分岐を右へ曲がり孝子駅へと向った。バラスのような小石が散らばって歩きにくい道をしばらく進み、目の前にく田園風景が見えたらもうすぐ「逢帰ダム分岐」である。
逢帰ダム分岐から孝子駅までは舗装道を歩くことになる。上孝子集落の「鳥花橋」を渡りしばらく行くと前方に南海電鉄の架線が見えてくる。踏切を渡り線路沿いの歩道を少し歩き最終地点である南海孝子駅に無事到着し今回のハイキングは終了した。
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