古光山ハイキング(大峠〜南峰〜古光山〜後古光山〜長尾峠〜曽爾高原)

古光山ハイキング
(大峠〜南峰〜古光山〜後古光山〜長尾峠〜曽爾高原)

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出発:三重交通バス 曽爾村役場前バス停(曽爾村役場前バス停へは:近鉄大阪線_名張駅下車。三重交通バス名張駅西口(21山粕西行き)から曽爾村役場前バス停まで約45分乗車。)
曽爾村役場前バス停(09:50)−[70分]→大峠(ふきあげ斎場)−[40分]→南峰−[20分]→古光山−[25分]→フカタワ−[25分]→後古光山−[30分]→あずまや(休憩小屋)−[10分]→長尾峠−[20分]→曽爾高原−[20分]→曽爾高原バス停−[40分]→太良路バス停(16:05)
到着:三重交通バス 太良路バス停(近鉄大阪線名張駅へは:三重交通 太良路バス停(名張行き)から近鉄大阪線名張駅まで約40分乗車。)

歩行時間:5時間00分(食事・休憩時間は含んでいません)
歩行距離:約10.7km(地図上の距離です)


マップ上の青文字をクリックして下さい。その場所の写真が表示されます。 曽爾村役場前バス停 大峠(ふきあげ斎場) 南峰ピーク 南峯からの展望(高見山方向) 天狗の踊り場?(四峰手前の岩稜) 古光山山頂のプレート 古光山からの展望(倶留尊山・曽爾高原) フカタワ 後古光山のプレート 後古光山からの展望(左:兜岳・右:鎧岳) あずまや(休憩小屋) 長尾峠 曽爾高原 曽爾高原バス停 太良路バス停 天王杉(村天然記念物)
今回のハイキングのスタート地点は三重交通バスの曾爾村役場前バス停である。
今回は人気の曽爾高原の近くにあって、天狗が住んでいたとの伝説もあるアルペン気分の本格的な山歩きができるという古光山(標高953m)から後古光山(標高892m)へと向った。近鉄大阪線の名張駅から三重交通バスに乗り約45分ほどかかって今日のスタート地点である「曾爾村役場前バス停」に到着した。
曾爾村役場前バス停を降りて少し戻り一つ目の辻を右に折れて青蓮寺川に架かる漆部橋を渡る。 道は舗装された車も通る広い道路である。老人福祉センターの側を通り塩井集落に架かる塩井橋を渡って少し行くと集落が途切れ両側に樹林が現れる。緩やかに登る静かな樹林帯を歩くのだが道は依然として舗装道路が続いている。
蛇行しながら樹林帯を登って行くとしばらくして直線の道になり空が開けた場所に出る。そこがふきあげ斎場のある大峠で古光山への登山口である。
古光山への道標に従い斎場手前の階段を上る。最初はなだらかな樹林帯を歩くのだが樹林帯を過ぎるとコースはいきなり滑り落ちそうな急坂を上る道となり雑木の根や幹に掴まっての急登りとなって、南峰までの高度を一気に稼ぐことができる。途中振り返ると三重の山々や遥か向こうにはに高見山の美しい尖峰が見える。息せき切って急勾配を登るとやがて心地よい風がよくとおる尾根上に出る。一度急坂を下って登り返し、やがて両側が抜け落ちたヤセ尾根となり、再び岩混じりの急坂を登り切ると勾配も緩やかになる。クマササとススキ原を抜けその先の岩場を登りきったところが南峰(標高960m)である。小さな広場があり曽爾の山々を一望でき360°の大パノラマを満喫できる。
南峰から古光山へは一度下ってワイルドな切り立った岩稜歩きが楽しめ、展望も開け気持ちのいい尾根である。「天狗の踊り場」と言われるのはどうもこの辺り?かも知れない。
しばらく歩き再び急登したところが古光山山頂である。木が茂り展望はあまりないが、北側は倶留尊山や曾爾高原をハッキリ見ることができる。
古光山山頂から後古光山へは古光山山頂のプレートの所を道標に従って岩場の多い急坂をを一気に下ることになる。途中固定されたロープを利用して木の根や岩を確保しながら下りることになるが、下りきったところがフカタワの鞍部である。
フカタワを突っ切ると再び岩場の急坂を登り返すことになり、両側に太いロープを張った急な上りで落石も起こりそうな危険な岩場である。まさに心臓破りの坂であり登りつめたところが後古光山の山頂である。広場は狭いが南峰と同様にここからの眺望もすばらしく、曾爾の山々を一望することができる。
山頂で大休憩をした後、道標に従い曾爾高原の方へと足を進める。後古光山からの道は歩き易く整備されている。しばらく行くと整備された木の階段を下りるようになり、階段の勾配が緩やかになると地道へと飛び出る。目の前には曾爾高原が広がりススキとクマササに覆われた草原状の快適な尾根道歩きとなる。左下にあずまや(休憩小屋)を見送りしばらく行くと植林帯の中の木の階段を下りるようになり、階段が終って植林帯を抜け出ると長尾峠に飛び出す。
当初の計画ではここから太良路バス停に向う予定だったが、バスの発車時刻までに少し余裕もあることから長尾峠をそのまま突っ切り曾爾高原を経て太良路バス停へ向うことにした。
曾爾高原へは道標どおりに樹林帯を歩くこと約15分程で駐車場のある曾爾高原の入口部へ到着した。高原から見た亀山から倶留尊山の美しい景色を充分に満喫できたことは計画を変更して正解であった。 曾爾高原からの帰路、太良路バス停までの途中上手くいけば曾爾高原バス停から乗車できるのではないかと思い、念のため曾爾高原バス停へ立ち寄りバスの発車時刻を確かめるも残念なことに数分前に発車しており仕方なく(計画通り)太良路バス停まで歩く事にした。
車道を突っ切るようにしてハイキングコースを歩いて行くと再び車道と合流するところに「曾爾高原ファームガーデン」があるが、バスの発車時刻が気になり休憩もそこそこに再びバス停へと向った。
太良路川沿いの幅の広い車道をしばらく歩くと太良路の集落へ向う右への分岐があるので集落を通りバス停へ向うことにした。しばらく歩いて行くと途中T字路に突き当たるがそこを右へ折れると目の前に特徴のある鎧岳がくっきりと見ることができる。そこから先は再び車道を歩き青蓮寺川に架かる太良路橋を渡って右へ100m程行けば太良路バス停である。
バスの発車時刻までに少し時間があったのでバス停前の道路の真中に立っている曾爾村天然記念物である天王杉(高さ30m 太さ6m)を見物することにした。10分程してバスが到着したため、バスに乗り込み今回のハイキングは無事終了した。


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